夏休みの自由研究をどうするか、毎年悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめしたいのが、小学生にも使いやすい顕微鏡です。小学生向け顕微鏡があれば、家の中にある身近なものや公園にいる昆虫などを観察できるので自由研究のネタに困りませんよ。そこで、今回は人気の高いおすすめの小学生向け顕微鏡を、ランキング形式でご紹介します。持ち運びやすいハンディタイプから、記録として写真や映像を残せるものまで幅広く掲載。また、ひと口に小学生向け顕微鏡といっても観察方法によって2種類に分けられるので、選ぶ際のポイントもくわしく解説します。ぜひ、お子さんの知的好奇心を刺激できる顕微鏡を手に入れて、自由研究や勉強に役立たせてください。
小学生向け顕微鏡の特徴
簡単に操作できるので小学生も扱いやすい
小学生向けの顕微鏡は一般的な大学などで研究に用いる顕微鏡と違って、操作性がシンプルです。小学生でも扱えるほど操作が簡単なので、気軽に身近なものを観察できますよ。花粉や落ち葉など、普段何気なく目にしているものを日常とは異なる目線で観察できるのが魅力。シンプルな操作性で研究などに用いる本格的な観察はできませんが、子供の好奇心をいつでも満たせるという点で重宝します。
よりコンパクトで軽量なので持ち運びやすい
小学生向けの顕微鏡は大人が研究に使うようなものと違って、軽くてコンパクトな機種が多いです。サイズが小さい分、子供の小さな手でも扱いやすいのが魅力。また、軽いので気軽に持ち運ぶことができ、移動させるのもあまり負担がかかりません。机の上に出したままにしておけば、気になるものを見つけたときにサッと観察しやすいですね。また、通常の顕微鏡と違って携帯性にも優れており、旅行などにも持って行きやすいです。旅先で気になるものを観察すれば、自由研究のネタにも困らないでしょう。
小学生向け顕微鏡の種類
生物顕微鏡
プレパラートなどに下から光を当てて観察する
観察したいものに下からライトを当てて、光を対象物に透過させて見るタイプを生物顕微鏡と呼びます。つまり、光を透過できるほど薄いものしか観察できません。落ち葉や野菜のようにそのままでは厚みがあるものは、スライスしてスライドガラスに乗せ、カバーガラスで覆う必要があります。生きている細胞は培養容器に入れて観察するなど、生物顕微鏡を使う場合は対象物に合った事前の準備が必要です。
必要な準備が多く負担に思われるかもしれませんが、実体顕微鏡よりも高倍率で観察できるのが特徴。細胞の中まで観察できるので、より本格的なミクロの世界に興味があるお子さんにおすすめです。生物顕微鏡には単眼式と双眼式がありますが、理科の授業などで使うのは基本的に単眼式。双眼式は大学など本格的な研究をする際に用いるので、小学生にはなじみがないでしょう。
実体顕微鏡
虫眼鏡のように見たいものをそのまま大きくして観察する
実体顕微鏡は生物顕微鏡と違って、上からライトを当てて両目で立体的に観察します。観察したいものをそのまま大きくして見るようなタイプで、倍率の高い虫眼鏡にかざすのを想像するとイメージしやすいでしょう。対象物をただ顕微鏡に乗せるだけで観察できるため、生物顕微鏡のようにプレパラートや培養容器を準備する必要がありません。
事前の準備が必要ない分、見たいときにサッと観察できます。また、薄くスライスする必要がないので、植物や昆虫などの対象物を傷付けずに観察できるのも魅力。ただし、生物顕微鏡に比べると倍率は低く、細胞の内部などは観察できません。細胞の構造などに興味がないなら、身近なものを手軽に観察できて気軽に使える実体顕微鏡がおすすめですよ。
小学生向け顕微鏡の選び方
見るもので選ぶ
昆虫を観察したいなら50倍
顕微鏡は倍率によって見えるものが変わります。そのため、購入する際は、実際にどんなものを観察したいかを考えて選びましょう。昆虫の体の仕組みや複眼を見たいなら、50倍程度あれば十分です。複眼とは、小さな目がたくさん集まって1つの目を形作っていること。主にカマキリやトンボの目が該当します。理科の授業で習うので、実際に観察できれば教科書の内容をより身近に感じられるでしょう。
花粉の構造を観察したいなら200倍
花や植物が好きなお子さんには、花粉の構造を観察できるように200倍以上の顕微鏡がおすすめです。ひと口に花粉といっても、その形状は花ごとに異なります。道端でよく見かける花だけでなく、自分の好きな花の花粉も観察できれば、子供の興味をより掘り下げられるでしょう。観察したものをスケッチすることで、自由研究にも役立ちます。
微生物を観察したいなら100倍から400倍
ひと口に微生物といっても大きさはさまざまなので、必要となる倍率もそれぞれ異なります。たとえば、日常生活でも耳にしやすいミジンコを見たいなら、せいぜい10倍から20倍もあれば十分。ですが、理科の授業で出てくるゾウリムシを観察には100倍、さらに、ミドリムシの構造には400倍という風に、ある程度の高倍率が必要です。微生物に興味のあるお子さんのために購入するなら、400倍程度まで観察できる顕微鏡がおすすめですよ。
細胞の構造を観察したいなら800倍以上
染色体や細胞の構造を観察したいなら、少なくとも800倍以上までできる顕微鏡を選びましょう。できれば、1000倍程度ある機種がより望ましいです。これだけ高倍率だと、ミクロの世界を存分に堪能できます。小学生の中でも高学年、とりわけ理科に強い関心のあるお子さんの知的好奇心を刺激できますよ。より本格的に観察したい方におすすめです。
目的で選ぶ
テスト問題の対策として役立てたいなら授業で使う単眼式
小学校のテストや中学受験では、顕微鏡の使い方が問題として出されることがあります。このとき出題されるのは、主に理科の授業で使うことの多い単眼式の顕微鏡についてです。普段から自宅で単眼式の顕微鏡を使用していれば、授業のときだけ使うよりも操作する機会が増えるので記憶に定着しやすいでしょう。単に身近なものを観察するだけでなく、テストや受験対策にも役立てたいなら単眼式がおすすめです。
長時間観察したいなら目が疲れにくい双眼式
単眼式は片目で見ることになるので、どうしても目に負担がかかってしまいます。一方、双眼式は両目で肉眼と同じように立体で見るため、あまり目に負担がかかりません。そのため、さまざまなものを長時間観察したいなら、目が疲れにくい双眼式がおすすめです。夢中になると、何時間も連続して見続けてしまうお子さんも多いでしょう。双眼式なら、長時間観察しても比較的負担が少ないですよ。
使用場所で選ぶ
屋内で使用するなら安定感のある据え置きタイプ
顕微鏡には、据え置きタイプとハンディタイプの2種類があります。どのような場所で観察したいかによってどちらの形状が向いているのか変わるので、購入する際は使い方を考えて選びましょう。外に持って行く予定がないなら、据え置きタイプがおすすめ。作りがしっかりしているため安定感があり、ぶれずに対象物を観察しやすいです。
外出先で気になるものをすぐに見たいならハンディタイプ
ハンディタイプは据え置きタイプに比べて、さらにコンパクトで軽量なのが特徴です。よりサイズが小さい分、小学生でも簡単に持ち歩けます。バッグの中にもすんなり入れられるほどの大きさは、より持ち運びに適しているといえるでしょう。近所の公園などに持って行けば、気になる虫や花を見つけたときにサッとその場で観察できますよ。また、軽量な分、旅行にも持って行きやすいのが魅力。旅先で普段は見かけないような対象物も観察できるでしょう。
機能性で選ぶ
複数人で同時に観察したいならデジタル顕微鏡
デジタル顕微鏡は、目を接眼レンズに近づけて見るのではなく、顕微鏡に搭載されたモニタやパソコンなどのディスプレイ上で観察するのが特徴です。モニタやディスプレイ上に対象物が映像として映し出されるので、複数人で同時に同じものを観察できます。1人ずつ目を接眼レンズに近づける必要がない分、他の人ともスピーディーに共有しやすいですよ。オンラインでの会議や発表会など、複数人で同時に観察したいならデジタル顕微鏡がおすすめです。
見たものを記念にデータとして残したいならスマホアダプター付き
観察したものをデータとして残したいなら、スマホで簡単に写真を撮影できるようにアダプターが付属されている顕微鏡がおすすめです。単にその場で観察するだけでなく、データとして残しておけるのが魅力。自由研究などで、どのような結果になったかを提出したいときにも役立つでしょう。また、あとから見返すことによって、そのときどのようなものを観察したのか、何を感じたかなどを思い返しやすくなります。
小学生向け顕微鏡のおすすめブランド・メーカー
Nikon(ニコン)
携帯性に優れた双眼式の実体顕微鏡を販売
持ち運びやすい、双眼式の実体顕微鏡を販売しているNikon。ハンディタイプとは違っていかにも顕微鏡らしい形状をしつつ、コンパクトかつ軽量なので気軽に移動させられます。カメラアタッチメントを接続して撮影できる本格的な機種から、薄暗い場所でもしっかり見えるように照明装置を内蔵しているものまで幅広く展開。双眼式の実体顕微鏡を、手軽に持ち運びたい方におすすめです。
レイメイ藤井
ハンディタイプブームのきっかけとなったメーカー
顕微鏡の中でも、ハンディタイプのブームを巻き起こすきっかけとなったレイメイ藤井。カラーバリエーションの豊富な機種から、小学生にも使いやすい手のひらサイズのものまで多数販売しています。気軽に持ち歩けて、いつでもサッと取り出せるハンディタイプを検討している方におすすめです。
サンワサプライ
デジタル顕微鏡の種類が豊富
サンワサプライは主に、デジタル顕微鏡を販売しています。片手で簡単に操作できるほどコンパクトで持ち運びやすい機種から、HDMIケーブルでテレビにつないで高画質で観察できるものまで幅広く展開。複数人で同じものを観察することが多い方におすすめです。
新日本通商
アフターフォローが充実した日本製
顕微鏡の使い方などをフリーダイヤルで教えてくれるほど、アフターフォローが充実している新日本通商。また、国内にある顕微鏡工場で熟練の職人が1つ1つ調査してから出荷するので、確かな品質で安心して使えます。小さなお子さんへのプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
おすすめ&人気の小学生向け顕微鏡ランキング
自由研究に役立つおすすめの小学生向け顕微鏡
新日本通商-2Way顕微鏡 (19,800円)
充実したセット内容で届いたらすぐに使える
下から光を当てて生物顕微鏡として使えるだけでなく、対象物をそのまま台に乗せて観察できる2wayタイプです。見たいものに応じて、観察の仕方を変えられるのが便利。また、アフターフォローも充実した日本製なので、安心して使いやすいですよ。
標本の作り方や自由研究のヒントになることまで書いてある、ガイド本が付属しています。他にも、プレパラートやシャーレなど、観察に必要なものが一式そろっているのが魅力。届いたらすぐに使えるので、長期休みの終盤で急いで自由研究を仕上げたいときにもおすすめです。
SWIFT-子供用生物顕微鏡 (18,458円)
ヘッドが360度回転するので複数人で交互に観察しやすい
接眼レンズが45度に傾斜しているのに加えて、ヘッドを360度回転させられます。簡単に向きを変えられるため、グループでの自由研究など複数人で観察したいときにおすすめ。また、上下にLEDライトを搭載しており、対象物をそのままステージに乗せて見たり、プレパラートに下から光を当てて細胞の構造を観察したりできます。
スライドガラスやピンセットだけでなく、簡単に撮影できるスマホホルダーまで付属しています。さらに、ABS樹脂で作られた頑丈な箱も付いてくるので、小学生でも持ち運びや整理がしやすいです。付属品を紛失しがちな方にもおすすめですよ。
MAXLAPTER-LED顕微鏡 (7,807円)
比較的リーズナブルでありながら本格的に観察できる
40倍から640倍と、ほどよい倍率から高倍率まで幅広く観察できます。昆虫や植物といった身近なものを、ミクロの世界で観察できるのが魅力。また、比較的リーズナブルなので、初めて本格的な顕微鏡を購入する方にもおすすめです。
花や葉っぱ、野菜などを簡単にスライスできる工具が付属しています。高倍率でさまざまなものを観察したい場合、どうしても必要になるのが標本作り。この顕微鏡なら薄くスライスするための道具が最初からそろっているので、小学生でも簡単に準備できますよ。
ケンコートキナー-900倍顕微鏡 STV-500VM (3,904円)
最大900倍まで観察できる高倍率さが魅力
最大で900倍までできる、高倍率さが特徴です。これほど高い倍率だと、細胞の構造のようにかなり細かなところまで観察できます。また、投光器を搭載しているため、薄暗い場所ではもちろん、なかなかピントが合いにくいときにも使いやすいですよ。
カラーフィルターが付いているので、対象物をより観察しやすいようにコントラストを調節できます。さらに、プレパラートや最終ピンなど、必要なものがそろっているのも高ポイント。高倍率なのに加えて付属品も充実しているのに、値段がリーズナブルです。自由研究のために使いたいが、なるべく低予算で手に入れたいときにおすすめですよ。
Hompart-子供用顕微鏡 (5,600円)
標本セット付きですぐに観察できる
最大で1200倍という、高倍率で観察できます。また、目を接眼レンズに近づけて見るだけでなく、顕微鏡に携帯電話を装着して画面上に対象物を映し出すことも可能。1人で見るときは直接、複数人で観察したいときは画面上という風に使い分けできますよ。
最初から標本がセットになっているので、届いたらすぐに観察できます。夏休みの自由研究で何をすれば良いかまったく思いついていないときでも、届いたものを見てまとめれば形になるため便利。自分で準備しなくてもすぐに標本を観察できるので、お子さんが理科に興味を持つきっかけを作りたいときにもおすすめです。
持ち運びやすいおすすめの小学生向け顕微鏡
Nikon-ネイチャースコープ ファーブルミニ (29,696円)
ウォーターレジスタント仕様で水辺での観察にぴったり
一見すると場所を取りそうな丸みを帯びたデザインですが、ヘッドを180度回転させるとコンパクトになります。重さもわずか395gしかないので、小学生でも持ち運びやすいですよ。家の中だけでなく、近所の公園など外出先にも気軽に持って行けます。
水への耐性があるので、使用中に多少水滴が付いたくらいでは壊れません。屋外で観察している際、急に雨が降ってきても安心ですね。多少水が跳ねてもかまわないので、湖や川の近くなど水辺で観察する際におすすめです。
レイメイ藤井-ハンディ顕微鏡ZOOM RXT203 (2,750円)
携帯性と性能のバランスが優れている
LEDライトが搭載されているので、薄暗い場所でも快適に観察できます。乾電池と違って消費電力が低く、使用中にライトが切れてしまう心配が少ないのも魅力。屋外で長時間観察したいときに重宝しますよ。対象物をのぞき込みながら焦点ダイヤルを回すだけでピントを合わせられるので、小学生でも簡単に操作できます。
ポケットに入るぐらいのコンパクトサイズで、気軽にどこへでも持ち歩きやすいです。また、ズーム機能を搭載しており、サイズが小さくてもある程度本格的な観察が可能。対象物に合わせて、60倍から120倍まで倍率を上げられます。性能と携帯性、どちらも重視したい方におすすめですよ。
レイメイ藤井-ハンディ顕微鏡DX RXT300 (3,850円)
より高性能なハンディタイプ
ハンディタイプでより本格的な観察ができるよう、進化した機種です。透過ライトパネルを回転させられるので透過モードと落射モード、2通りの観察ができます。対象物の下からプレパラートにライトを当てれば、内部の構造をしっかりと観察可能。また、対象物の上から照らせば、葉っぱなどもスライスせずに観察できますよ。
最大で250倍までズームできます。ダイヤルを回して調節する際、100倍や200倍といった位置で自動的にカチッと止まるので、素早く的確なズームに設定できるのが魅力。また、スマホアダプターが付属しているため、カメラのズーム機能も使えば1200倍以上でも観察できるでしょう。高性能なハンディタイプは、ちょっとしたプレゼントとしてもおすすめです。
レイメイ藤井-ハンディ顕微鏡 petit RXT150 (1,650円)
手のひらサイズで持ち歩きに便利
レイメイ藤井が販売しているコンパクトなハンディタイプの中でも、特にサイズが小さいです。小学生の小さな手のひらにも、すっぽりと収まるぐらいのミニサイズが魅力。値段もリーズナブルなので、気軽に購入しやすいですよ。
本体にチェーンが付いており、バッグへ簡単に装着できます。わざわざ準備しなくても気軽に普段から持ち歩けるので、気になるものを見つけたときにいつでも観察できますね。お子さんが理科に興味を持つきっかけとなるように、顕微鏡を日常に組み込みたい方におすすめです。
サンワサプライ-デジタル顕微鏡 (18,980円)
コンパクトで持ち歩きやすいデジタル顕微鏡
片手で持てるぐらいコンパクトなデジタル顕微鏡です。本体自体はコンパクトながら、3インチの大きな液晶モニタを搭載しているので、対象物をしっかり観察できます。また、270度の範囲でモニタの角度を調節可能。高い場所を観察したいときはモニタを下向きに、低い場所では上向きにという風に場所に応じて調節できるのが便利です。
片手で握った際に、各ボタンにスムーズに指が届くように設計されています。また、液晶モニタを開閉すると自動的にオンオフが切り替わるため、急いでいるときもスピーディーに観察できますよ。また、最大で300倍と高倍率なのも魅力。持ち歩きやすいコンパクトサイズで、高倍率のデジタル顕微鏡をお探しの方におすすめです。
デジタル顕微鏡でおすすめの小学生向け顕微鏡
サンワサプライ-USB顕微鏡 (7,180円)
USBでパソコンと接続可能
USBでパソコンと接続できます。対象物を大きな画面に映し出せるので、大勢で1度に同じものを観察したいときに便利。グループで自由研究を行いたいときにも重宝するでしょう。また、ZoomやSkypeといったオンライン会議ツールにも対応しており、離れた場所にいる人とも一緒に観察できます。
倍率とピントを、手元で簡単に調節できます。また、ヘッドの部分に軽く触れるだけで、観察しているものを200万画素もの高画質で保存できるのが魅力。単に記録として残せるだけでなく、自由研究のように画像を提出したいときにもおすすめですよ。
サンワサプライ-デジタル顕微鏡 (19,980円)
HDMIケーブルでテレビとも接続可能
最大で500倍という、高倍率で観察できます。モニタも3.5インチと大きめなので、正面だけでなく横からでも見やすいでしょう。また、HDMIケーブルが付属しており、簡単にテレビとも接続可能。モニタよりもさらに大きな画面に映し出せるので、より細部まで細かく観察できますよ。
観察しているものを、写真や動画にデータとして残せます。特に、動画はフルHDに対応しており、微生物の小さな動きも録画できますよ。録画したデータはロックや消去も簡単にできるので、小学生のお子さんにも操作しやすいでしょう。観察したものを、鮮明な映像で振り返りたい方におすすめです。
快適ライフ館-デジタル顕微鏡 (4,980円)
リーズナブルで気軽に購入しやすい
デジタル顕微鏡の中でも、コンパクトなサイズ感が特徴です。ハンディタイプほどではありませんが比較的持ち運びやすいので、屋外でも使い勝手が良いでしょう。外にある対象物を、高画質で観察したいときに便利ですよ。
明るさを調節できるLEDライトを搭載しています。多少暗い場所でもライトを点ければ、対象物の細かい部分までしっかりと観察しやすいです。また、パソコンやスマホにも簡単に接続できるのが魅力。これだけ機能性に優れているのにリーズナブルなので、気軽に購入しやすいです。試しにデジタル顕微鏡を使ってみたい方にも、おすすめですよ。
まとめ
本人が興味のある分野を観察できる小学生向け顕微鏡がおすすめ
購入しただけで終わらせず積極的に使ってほしいなら、本人の興味のある分野を観察できる顕微鏡を選びましょう。いつでも使える環境を整えても、見たいものでなければ子供の知的好奇心はなかなか刺激できないからです。本格的に観察したいなら、プレパラートなどを使う生物顕微鏡がおすすめ。高倍率な上、スライスして標本を作る過程も研究のように楽しめるでしょう。もっと手軽に扱いたいなら、ただ乗せるだけで対象物を大きくできる実体顕微鏡も良いですね。今回はおすすめの小学生向け顕微鏡をランキング形式でご紹介しました。ぜひお子さんの関心を深堀りできる顕微鏡を手に入れて、理科を身近に感じられる環境を整えてくださいね。