野球をするために必要なグローブは、各ポジションによって種類がわかれます。キャッチャーミットは、グローブの中でもキャッチャーのポジションに特化したグローブです。実際にキャッチャーミットを選ぼうと思っても、どのグローブが自分に合ったものなのかと迷う人も多いでしょう。比較するものや選ぶポイントがわかれば、自分にぴったりなキャッチャーミットが選びやすいですよね。そのポイントとともに、おすすめのキャッチャーミットをランキングでご紹介していきます。
キャッチャーミットの特徴
キャッチャーのポジション専用のグローブ
キャッチャーミットは、キャッチャーのポジション専用のグローブです。主にピッチャーの投球を捕ることに特化したグローブなので、他のグローブと比較すると、キャッチングがしやすいのが特徴になります。また、捕球口の深いミットではキャッチングがしやすく、逆に浅めのものは捕球動作がしやすいなど、ミットのデザインや深さなどが違います。
グローブの中でも最も厚い
キャッチャーミット以外のグローブとの違いは、補給面が広く作られていること。親指部分と小指部分が分厚くなっていて、突き指を防ぐ作りになっています。プロ野球の選手でも指を出してキャッチングする方をよく見かけますよね。キャッチャーミットにも出した指をカバーするための、指カバーがついているものがありますよ。
キャッチャーミットの種類
硬式用キャッチャーミット
硬球に対応するミット
硬式用キャッチャーミットは、硬式野球で使用するグローブです。軟式ボールと比べるととても硬いボールを使用することから、捕球もボールに対応できるようにグローブの革は厚く作られています。素材の革が厚く、型崩れしにくい素材でできているミットです。
軟式用と比較すると、革の厚さがゆえにグローブの革が柔らかくなるまでに時間を要します。しかし、ゆっくりと手にあっていくため、自分の手にフィットする好みの方を作り上げることが可能。硬式野球で使用したり、長く愛用したい経験者の方におすすめです。自分の手に合ったグラブを作りたい人は、硬式用のキャッチャーミットが良いでしょう。
軟式用キャッチャーミット
軟球に対応するミット
軟式用のキャッチャーミットは、軟式野球で使用する柔らかい軟式ボール専用のグローブです。グローブの革が比較的薄いものが使われていることが特徴で、買ってすぐに使用できます。少年野球用のミットの種類が沢山あるので、子どもが最初に選ぶには、軟式用キャッチャーミットがおすすめです。
硬式用のグローブと比べると、自分の手に合わせるまでの時間を短縮できるのが特徴。そのため、比較的初心者向けのグローブとしておすすめできます。初めて野球に挑戦したいという人に、おすすめできますよ。硬式よりもグラブのデザインの色が多く用意されているので、自分の好みに合ったミットを選択することができます。
キャッチャーミットの選び方
自分の使い方に合ったものを選ぶ
握り替えを重視するなら当てどりをしやすいスタンダードタイプ
キャッチャーミットを選ぶポイントとして、捕球する際に握り替えを重視したい場合はスタンダードタイプをおすすめします。スタンダードタイプは、捕球口の位置が親指の内側に作られているデザインが特徴。ポケットが内側にあるために浅く作られていることから握り替えがしやすく、当てどりにも最適です。スローイングにも適していますよ。
捕球を重視したいならポケットが深いボックスタイプ
捕球を重視したい場合はボックスタイプをおすすめします。ボックスタイプの捕球口は、親指と人差し指の間の中央部分にあり、ポケットの位置が深く作られていることが特徴です。捕球を重視したい方や、キャッチャー経験が浅い人に使いやすいデザインになっています。捕球したボールを投げることよりも、まずは確実にキャッチしたい方に向いていますよ。
グローブの素材から選ぶ
動物性皮革はグローブの型がつけやすい
グローブの素材を選ぶ際、型の付け方を重視したい人は動物性皮革の素材を使ったミットを選びましょう。天然素材を使用した革は、質感やツヤがしっかりでるものが多く、使い込むにつれて徐々に自分の手に馴染んでいきます。だんだんと自分の手の形に合ったミットが出来上がっていくと、練習にも力が入りますね。じっくりと作っていきたいという人にお勧めできる素材ですよ。
合成皮革は耐久性に優れ雨天時でも使用しやすい
合成皮革は、耐久性抜群の素材です。人工繊維を使用しており、天然素材と比較すると、型崩れがしにくい素材です。水に強いため雨天時でも使用しやすく、汚れなどをふき取りやすいのがメリット。ミットのメンテナンス力が抜群に高い素材ですよ。動物性皮革との質感の違いを好まない方もいらっしゃいますが、近年では天然素材と類似するほどの高質感をもつものも増えてきています。
自分の手の形に合ったものを選ぶ
手のサイズにしっくりくるミットを選ぶ
ミットを選ぶ際、最も重要なのは自分の手にフィットするものを選ぶことです。ミットは各メーカーによって様々な種類があり、それぞれ個性が違います。そのため、自分の手に合ったものを選ぶ基準として一番必要な情報は自分の手のサイズです。実際に自分の手のサイズを測ってみて、ミットのサイズと自分の手のサイズをじっくりと比べてみることがポイント。自分に合ったものを選択するようにしましょう。
指の入れ具合や使用感を確認する
ミットを使用する時に、グローブの外に指を出して捕球をする方はわりといらっしゃるかと思います。そのため、単純にミットのサイズだけではなく、ミットへ指を入れた具合や捕球をしたときの使用感を体感して、キャッチャーミットを選ぶことをお勧めします。同じ手のサイズでも、使う人によって指の入れ具合などが変わってきます。ミットの使用時にどの場所の指を出して捕球するかなどを想像しながら、選ぶとよいですね。
キャッチャーミットのおすすめブランド・メーカー
MITSUWA TIGER ミツワタイガー
日本製でプロが使用するミットが多数ある
ミツワタイガーは、1947年に設立した老舗メーカー。その歴史は虎印ブランドともに長い歴史を経て、218年にはロゴを一新したブランドでもあります。Revol TigerシリーズとPennant Kingシリーズがあり、Pennant Kingシリーズは国内の受注生産です。日本のプロ野球選手も多数利用するほどの有名ブランドなので、グラブにこだわりを持つユーザーが多く使用していますよ。
ハイゴールド
ポケットゾーンがフィットしやすく和牛シリーズが好評
ハイゴールドは、日本製のグラブを作っているメーカーで、公式グラブでは技極や心極といったシリーズがあります。その中でも心極和牛シリーズは、硬式グローブの中でも、ポケットゾーンが手にフィットしやすいことで人気。素材に和牛のレザーを使っていることから、厚さもしっかりしています。
HATAKEYAMA ハタケヤマ
耐久性に優れたキャッチャーミットが有名
キャッチャーミットといえばハタケヤマと言われるほど、キャッチャーミットを出すメーカーの中で有名です。耐久性に優れたミットとして定評があり、スリットレスや破れ防止の機能が高く評価されています。パット部分がハミダシで作られており、強度性が高いですよ。
ZETT ゼット
挟み捕りに精通するミットが多い
スポーツブランドで有名なZETTのキャッチャーミットの特徴は、積み心の厚さがちょうどいい作りになっていること。厚すぎず薄すぎないちょうど良い厚さが、使いやすさの秘訣です。そのため、挟み捕りに精通したミットが多く、握り替えに特化したミットを選びたいという人にお勧めできるメーカーです。
おすすめ＆人気のキャッチャーミットランキング
硬式用でおすすめのキャッチャーミット
ハイゴールド-2020年モデル限定硬式キャッチャーミット（21,998円）
手のフィット感が味わいやすく芯がしっかりしている
2020年モデルのハイゴールドの硬式用キャッチャーミットです。レッドブラウンの色とオーソドックスな大きさのため、多くの人に愛用されるデザインです。ポケットを調整してもらえるので、型付けの心配は不要ですよ。
良質な質感でしなやかな革を使っていることから、手のフィット感をすぐに味わうことが可能。ミットのポケットで捕球した時、がっちりとした芯を掌で痛感することができます。初心者の人でも使いやすいキャッチャーミットです。
ミズノプロ- 硬式 オーダーグラブ（66,000円）
色から刺繍まで自分のこだわりのデザインを選択が可能
オーダーで注文するキャッチャーミットで、色は12種類の中から選べます。グラブに入れる文字なども選べるため、デザインにこだわりを持ちたい人におすすめです。デザインだけでなく、使用感も抜群ですよ。
スタンドイン専属の職人によって、スチームの型付けをしてもらえます。グラブの型付けが心配な人でも安心して購入することができますね。ミットの平裏刺繍を無料でしてもらえるので、こだわりあるキャッチャーミットを作ることができます。
ミズノプロ-オリジナル記念グラブオーダー（19,162円）
記念グラブとして注文できる特別なオーダーが可能
オーダーのミットを作ることができるのが特徴。文字の内容や文字の色を選べるだけではなく、グラブのサイズや刺繍の位置まで選ぶことが可能。細かいオーダーを受け付けてくれるのが嬉しいですね。特別な記念グローブを作りたい方におすすめです。
人工皮革の色はゴールド。天然皮革の対応もできるため、素材選びも困りません。グラブスタンドなども合わせて注文することができるので、記念グラブにいかがでしょうか。自分の好きなサイズでおしゃれなオーダーの実現ができます。
SSＫ- キャッチャーミット 硬式 SSK 特選ミット 捕手用 左投げ（20,166円）
左投げ専用のミットで使いやすいスタンダードタイプ
左投げ専用のキャッチャーミットで、SSKの人気モデルです。店頭販売をしていないミットで、出荷時以外誰の手にも触れていない状態で保管されています。そのため、とても良い状態で注文したアイテムを受け取ることが可能です。
スチーム加工対応で、型付けはしていません。注文してからすぐに使うことができるのが嬉しいですね。スタンダードタイプのミットでサイズ感もちょうど良いので、初心者から経験者まで幅広い人におすすめです。
軟式用でおすすめのキャッチャーミット
ミズノプロ-軟式用キャッチャーミット捕手用（36,300円）
2021年の限定モデルで耐久性に優れている
2021年限定モデルのミズノプロの軟式用キャッチャーミットです。ポケットの位置やベロ形状、そして背面窓形状が、使用者の要望を叶えているモデルになっています。カラーは赤と白で、ミットのデザインをおしゃれに際立たせていますね。
ポケットのボールの衝撃を受けやすいウェブ下部に。補強紐を装着しています。親指の革の破れを軽減しており、指の内部が独立パーツで設計されている状態です。指の袋の歪みを軽減する作りになっていて、耐久性に優れていますよ。
SSK-軟式用キャッチャーミット捕手用（30,800円）
薬指と小指で挟むタイプのミットで捕球面と指の密着性が高い
阪神タイガーズの梅野選手モデルのキャッチャーミットです。天然皮革の素材で作られていて、高級感があります。ミットは青と黒のデザインになっていて、落ち着いた色でおしゃれなデザインですよ。ファンなら是非、手に入れたいですね。
手の平に面した革の薬指部分に切り込みが入っていて、薬指に巻き付くようなループが配置されているデザインが特徴。ミットの甲側に出している紐を占めると、捕球面と指の密着性が高いです。そのことから、安定した捕球をすることが可能となっています。
久保田スラッガー-軟式用キャッチャーミット（24,999円）
浅いポケットでコンパクトな作りなので送球に優れたミット
学生野球対応の軟式キャッチャーミットです。小さくて浅いポケットが特徴で、握り替えがしやすく素早い送球ができます。盗塁阻止を向上したいという方には特におすすめです。キャッチングよりも送球に強みを持ちたい人にはおすすめできるアイテムでしょう。
ミットの背面のオープンバックには、サムホールドがついています。そのため、捕球時に出している指を保護できるデザインです。色は黒ベースで刺繍糸が赤、紐が茶色になっています。デザインのラベルや紐の交換もできるので、自分のお気に入りのデザインを選ぶことが可能です。
ハタケヤマ-軟式キャッチャーミット 甲斐拓也モデル（27,720円）
軽量で握り替えの速さに特化したミット
2020年にキャッチャーミットの中でも、特に人気を集めた甲斐モデルです。人差し指部分に座布団が採用されていて、捕球時の衝撃をやわらげることができます。ポケットが浅く、コンパクトな軽量のキャッチャーミットなので、握り替えの速さは抜群です。
捕球時に、自然と閉じる形状になっていることも特徴。カラーはブラックとゴールドの限定モデルで、持っているだけで視線を集めそう。湯もみやスチーマーも無料で対応していますので、型付けをせずすぐに使用することができます。
ハタケヤマ-キャッチャーミット TH-Pro SERIES（25,738円）
蛇腹状のデザインで捕球動作を円滑にする
ハタケヤマの甲斐モデルのキャッチャーミットです。ミットの甲の蛇腹状のデザインが、キャッチャーミットのボールをつかむ動きを円滑にしてくれますよ。北米ステアハイドを使用していて、手に馴染みやすい素材で作られています。
また、日本のプロ野球選手が使うミットの多くに採用されているのと同じく、座布団スポンジが採用されています。そのため、捕球時の衝撃が軽減しやすいことが特徴です。デザインは赤と黒で、おしゃれな色合いになっています。
ZETT-軟式用キャッチャーミット捕手用（24,640円 ）
捕球面と握り替えの双方の使い方のバランスに優れている
東京ヤクルトスワローズの中村選手のモデルのキャッチャーミットです。捕球の理想を追求したプロステイタスシリーズのミットで、捕球面の芯とベストな型をキープしています。色は４種類から自分の好みに合ったミットを選ぶことができますよ。
厳選された軟式プロのステイタスレザーを使用し、厚みのあるハード芯を使っています。親指のカーブの構造や指カバーに独自性があり、安定した捕球をサポート。素材は天然皮革を使用していて、自分の手に合ったミットを作ることが可能です。
人気ブランドでおすすめのキャッチャーミット
美津和タイガーMITSUWA TIGER–硬式用キャッチャーミット捕手用（33,000円）
ブランドのコンセプトに優れた硬式キャッチャーミット
キャッチャーミットでは有名なメーカーの美津和タイガーの硬式用アイテムです。美津和タイガーのコンセプトとして挙げられている薬指と小指でつかむことに特化した作りになっていますよ。指の使用感をしっかりつかみたいというユーザーにおすすめ。
実現が難しかった縦型グラブが再現された、使いやすいキャッチャーミットになっています。捕球音が鳴りやすく、手ごたえを音で感じることが可能。軽快な捕球音は、テンションもあげてくれますね。カラーはレッドで、素材にはステアが使われています。
ハイゴールド–野球用 一般軟式グラブ キャッチャーミット 己極 （15,400円）
己極シリーズで初心者が使いやすいスタンダードモデル
ハイゴールドの己極のシリーズの軟式用キャッチャーミットです。レザー表面に艶出し加工がされており、独特な光沢感のあるステアレーザを使用。右投げ、左投げのどちらにも対応できるキャッチャーミットですよ。
素材の艶出し加工を施したスタンダードモデルの作りになっています。そのため初心者におすすめ。握り替えだけではなく安定した捕球も実現できるので、自分のキャッチャースタイルを探したいという人に適しています。
ハタケヤマ HATAKEYAMA–一般軟式用キャッチャーミット捕手用（21,120円）
硬式グラブの使用感を投影したこだわりあるキャッチャーミット
軟式野球を始める初心者から経験者まで、幅広く対応できるキャッチャーミットです。THシリーズのミットで、安定した使い方が実現できることから、幅広い要求にこたえてくれるスタンダードモデルです。そのため、自分の手に合わせたグラブを見つけたいという初心者におすすめですよ。
キャッチャーミットの素材は表革がステアハイドで、裏側が共牛革を使用。一般の軟式モデルですが、硬式用グローブから吸い上げたノウハウを投影させたアイテムです。そのため、こだわりある使い方が実現できますよ。
ZETT-捕手用 硬式キャッチャーミット（20,729円）
高校野球対応のグラブで競技者向けの安定した使用感を実現
ZETTの硬式用キャッチャーミットで、素材はステアハイドを使用しています。手に馴染みやすい天然素材を使用。握り替えに強いスタンダードタイプなので、程よい使用感を実現できるでしょう。高校野球対応のグローブなので、選んで間違いのないキャッチャーミットです。
ちょうどよい厚さや形状が特徴。そのため、抜群の捕球機能に優れたグラブになっており、競技者としての強い要求にも応えられるでしょう。捕球も送球も、どちらの機能も兼ね備えている優れたキャッチャーミットですね。
ミズノ‐ キャッチャーミット 野球 少年軟式 グローバルエリート （17,760円）
グローバルエリートのミットで少年野球向けの初心者には使いやすい
ミズノのグローバルエリートのキャッチャーミットで、少年野球の軟式に対応しています。嶋基宏選手モデルのミットで、展示会限定のアイテムです。少年野球で子どもがキャッチャーをすることになったときにおすすめしたいミットですよ。
カラーはオレンジで、スタンダードタイプのミットです。初めてのミットとして使いやすく、野球を始めたばかりの子供にも安心してプレゼントすることができます。どのミットを選べばいいかわからないという人に、ぜひ手に取ってほしいキャッチャーミットです。
まとめ
素材や耐久性で自分に合ったミットを選ぶ
キャッチャーミットは、モデルや素材によって耐久性や機能に違いが生じます。キャッチャーミットを選ぶポイントは、自分がどのようなキャッチャーミットを使いたいかを明確にすること。そこから、自分の要求や希望を叶えてくれる特徴を持つキャッチャーミットを選ぶようにする良いですね。
