仕事や勉強など、日常生活で使うことの多いシャーペン。便利ではありますが、芯が折れたり詰まったりと、ストレスを感じながら使っている人も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが折れないシャーペンです。各文具メーカーからさまざまな工夫を凝らしたシャーペンが販売されており、かわいいデザインや高級感のあるデザイン、ボールペン付きのものなど種類も豊富。この記事では折れないシャーペンの選び方やおすすめをランキング形式でご紹介しています。ぜひお気に入りのものを見つけてくださいね。
折れないシャーペンの特徴
頻繁に芯が折れるストレスから解放される
仕事や勉強など、日常生活でシャーペンを使う機会は多いですよね。だからこそストレスのない、快適な使い心地を求めるのは当然のこと。シャーペンを使う上でのストレスと言えば、やはり芯が折れることではないでしょうか。何度も芯が折れてしまうと、それだけで書く気がなくなってしまうこともありますよね。ですが折れないシャーペンを使うと、そんな不満を一掃し、ストレスフリーな書き心地を叶えることができますよ。
芯を無駄なく使い切ることができる
芯が折れないという機能はシャーペンを快適に使う上でとても重要なポイント。芯が折れるのを防ぐことによって、1本の芯を最後まで使い切ることができます。そのため何度も芯が折れて無駄にしてしまう、ということもなくなりますね。
折れないシャーペンの種類
デルガード式
内蔵されたバネによって芯が折れないようにする
デルガード式とは筆記用具メーカーとしてメジャーなゼブラ株式会社が開発した技術。強い筆圧で書いたときにも芯が折れないように工夫されたシャーペンです。紙に対して垂直に力が加わると内蔵されたバネが上方向に芯を逃すことにより、芯が折れるのを防いでくれます。
さらに斜め方向に強く筆圧が加わったときには、自動的に金属の先端部分が出てきて、芯を包み込むことによって折れないようにガードしてくれますよ。また、つまりを防ぐために芯を誘導する部品が内蔵されており、それによって短い芯でも最後までしっかりと使い切ることが可能になっています。
パイプスライド式
金属のパイプで芯をガードして折れないようにする
パイプスライド式のシャーペンは、芯を支えているガイドパイプ部分と口金が独立している構造のものを言います。それぞれが独立しているために、ガイドパイプから芯が出ていない状態になっても、口金ギリギリの部分まで書くことが可能に。ノックする回数をグッと減らすことができますね。
また、ガイドパイプから芯が出ていない状態なら、強い筆圧を加えた場合でも折れにくくなります。芯が折れることがなくなると、書くことに集中することができますね。よりスムーズな書き心地を叶えてくれていますよ。
折れないシャーペンの選び方
持ちやすさで選ぶ
グリップが樹脂製のものだと柔らかく指にフィットする
シャーペンを使うときに常に指に触れているのはグリップ部分ですよね。そのグリップが合わないと、快適に書くことはできません。特に筆圧が強く、シャーペンを持つ手に力を入れてしまいやすい人ほど、書いている間に指が痛くなってしまいがち。そんな人におすすめなのが、グリップ部分が樹脂で作られているものです。樹脂製だと柔らかいので長時間握っていても痛くなりにくく、指にもフィットしてくれますよ。
自分の手に合う太さだと握りやすい
シャーペンを選ぶときは、シャーペン本体の太さが自分の手の大きさに合うかどうかも重要なポイント。握りづらくフィット感がないものを選んでしまうと書き心地が悪く、指や手が痛くなる原因となってしまいます。また筆圧が強くなりがちな人は、本体が太めのものにすると長時間使用しても疲れにくく、反対に筆圧が弱めの人は細めのデザインを選ぶと、軽く持つことができますよ。
重さで選ぶ
ペン先が重いものは安定感がある
書き心地のいいシャーペンを選ぶときは、ペンの重みにも注目してみましょう。ペン先が重いデザインのものだとペンがブレにくく、ずっしりと安定感があります。そのため少ない力でもしっかりと書くことができ、疲れにくいのが特徴。筆圧が弱めだという人や、仕事や勉強で長時間書き続けることがあるという人におすすめです。
軽いものだと素早く書くことができる
安定感重視の重みのあるデザインとは反対に、軽いものは素早く書けるということがメリットです。本体が軽いと素早くシャーペンを動かすことができ、サラサラと軽快に筆記することができますよ。一方で、軽い分ブレやすくなってしまうのが難点ではありますが、仕事などでスピーディーに書かなければいけないという人におすすめ。
付加価値で選ぶ
ボールペン付きなら多用途に使える
折れないシャーペンの中には、ボールペンも一緒に内蔵されたデザインのものが販売されています。シャーペンだけのものだと仕事や授業などで別にボールペンを用意する必要がありますが、ボールペンが内蔵されている多機能タイプなら1本でさまざまな場面に使うことができますね。芯が折れない快適さと便利な機能が備わった、ストレスフリーなデザインです。
自動で芯が出てくるものだとノック不要
シャーペンの芯はノックして出すもの、というのが今までの常識でしたが、実はたった1回ノックするだけで、その後芯を使い切るまで自動的に出続ける、という驚きの機能が付いたシャーペンが販売されています。ノックする必要がない分書くことに集中できるので、仕事や勉強もはかどりますね。芯を折れにくくするという機能ももちろん搭載されているので、とにかく快適に使える画期的なデザインです。
折れないシャーペンのおすすめブランド・メーカー
ぺんてる
独自の発想で新しい文房具を開発
今までにない新しいものを開発するというコンセプトで文房具を企画、販売しているメーカーです。ぺんてるの折れないシャーペンはオレンズというシリーズのもの。1回のノックで自動的に芯が出るものや少ない回数のノックでよりたくさん書けるデザインのものが販売されています。
ゼブラ
折れないシャーペンの代名詞
しまうまの生態を由来として名付けられたゼブラ社は、常に筆記具のあり方を考え、ボールペンやシャーペンなどの文房具を1世紀以上作り続けてきたメーカーです。ゼブラ社の折れないシャーペンは、独自で開発したデルガード式。今や折れないシャーペンの代名詞と言ってもいいほど人気がありますよ。
パイロット
快適さに重きを置いて商品を開発
書くということをさらに楽しく、快適にすることをコンセプトに、筆記具だけでなく手帳や修正具など、文房具全般を手掛けているメーカーです。そんなパイロットの折れないシャーペンはモーグルエアーがメジャー。ペン先をモグらせることで芯が折れにくくなる構造で、降るだけで芯が出るなどの快適な機能も備わっています。
uni
三菱鉛筆のアイコンブランド
三菱鉛筆のオリジナルブランドで、シャーペン以外にもボールペンや鉛筆、印鑑など文具用品を幅広く取り扱っています。そんなuniの折れないシャーペンの代名詞となっているのがクルトガ。芯がくるくる回る構造となっていて、常に芯をシャープな状態にしておけるデザインです。
おすすめ&人気の折れないシャーペンランキング
かわいいおすすめの折れないシャーペン
ぺんてる-ORENZ 0.5mm(495円)
芯を出さずに書く
オレンズは、ガイドパイプで芯を守りながら筆記できるパイプスライド式。1回のノックだけで通常のシャーペンよりも約3倍長く書き続けることができます。ノックする回数が減るので、その分書くことに集中することができますね。
また、こちらのオレンズはネイビーやホワイトなどのベーシックカラーも展開。他にもチェリーレッドやミントグリーンなど、つい持ち歩きたくなる可愛らしいジェラートカラーも展開されていますよ。自分好みのものを選ぶことができますね。
ゼブラ-デルガード 0.3mm(495円)
ストレスフリーで書ける
ゼブラ社が開発したデルガード式のシャーペン。内蔵されたバネによって、芯の折れや芯詰まりを防いでくれます。芯を最後まで使い切ることができるので、無駄もなく、ストレスフリーで書き続けることができますね。
こちらのシャーペンはルミナスピンクやルイナスバイオレット、ルミナスブルーなどの優しく可愛らしいカラーを含む6色展開。ベーシックなブラックやホワイトも販売されているので、使うシーンも選びません。ギフトにもおすすめです。
ゼブラ-デルガード 0.5mm すみっコぐらし(750円)
高性能でかわいいデザイン
芯が折れたり芯が詰まったりするのを防いでくれる、デルガード式のシャーペンです。短い芯でも最後まで使い切ることができるような構造になっています。何度も芯を替える手間がなく、仕事や勉強に集中することができますね。
そんなストレスフリーな機能が付いたシャーペンですが、こちらは女の子に特に人気のあるすみっコぐらしのデザイン。小学生や中学生へおすすめです。ハイスペックでありながら可愛いデザインなので、プレゼントにも。
ゼブラ-デルガード シャープ0.5 スポーティーカラー(536円)
スポーティーカラーがかわいいデザイン
スポーティーカラーをテーマに販売されている、デルガードのシャーペン。ホワイトベースの本体にピンクやパープルのアクセントが入った、かわいい色味も展開されていますよ。大人でも使いやすいデザインです。
また充実しているのはデザイン性だけではありません。ストレスフリーで書くことができるデルガード機能も搭載。筆圧が強く通常のシャーペンだと芯が折れやすい人でも、しっかり芯を守ってくれるのでスラスラと書くことができますよ。
パイロット-モーグルエアー 0.5mm(476円)
ペン先をもぐらせて芯折れを防ぐ
こちらのシャーペンは筆記時に強い筆圧がかかると、自動的にペン先をもぐらせて芯折れを防止。さらに衝撃を吸収してくれるアクティブサスペンション機能を搭載しています。それにより、芯が折れることなくスムーズに書き続けることができますよ。
また、本体を上下に振るだけで芯が出るフレフレ機構も付けられているので、芯を出すときにわざわざ持ち替えてノックする必要がありません。素早く書きたいという人におすすめ。ピンクやバイオレットなどの可愛らしい色を含む6色展開なので、好みのものを選んでくださいね。
ぺんてる-オレンズ 0.2mm超極細シャープペンシル(495円)
極細でありながら芯が折れない
0.2mmと超極細でありながらも芯が折れない、オレンズシリーズのシャーペンです。金属パイプで芯を守りながら書くので、細くても芯が折れるのを防いでくれますよ。スリムなので、軽快に書くことができるのも魅力。
カラーはブラックやホワイトのベーシックな色味から、ピンクやイエローのかわいらしい色味など6色を展開しています。どのカラーもシンプルなので使う場所を選びません。仕事や勉強などさまざまなシーンに向いています。
パイロット-ドクターグリップエース 0.5mm(880円)
指にフィットするグリップ
長時間使用していても疲れにくいグリップを採用した、ドクターグリップの進化版。ラバー製のグリップで指への負担を軽減し、程よい太さで作られています。そのため書き続けても痛くならないように工夫されていますよ。
強い筆圧が加わると芯をペン先にもぐらせて守ってくれる機能も搭載。芯折れを防いでスムーズな筆記の手助けをしてくれます。レッドやピンクなどの可愛らしい色味も展開されているので、好みのカラーを選んでくださいね。
uni-クルトガ 0.5mm(495円)
常に芯先を尖らせておける
クルトガシリーズは、書くたびに芯が自動的に回転。常に芯の先を尖った状態にしておけるシャーペンです。そのため、字が細くなったり太くなったりとむらが出ないので、字に統一感を出してきれいに見せることができますよ。
また芯を回転させるのと同時に、パイプスライド機能によって芯を守る役割も。芯折れを防ぎつつも芯先を尖らせてくれるので、快適に書き続けることができますね。可愛らしい色味のピンクも取り扱っていますよ。
ゼブラ×ナガサワ-ナガサワオリジナル デルガードシャープペン(495円)
オリジナルデザインのシャーペン
シャーペン本体の中にバネを内蔵し、筆圧が強くかかっても芯が折れないように守ってくれる、デルガードを搭載。芯を守りつつ、芯が詰まるのも防いでくれます。ストレスを感じることなく、快適な書き心地が叶いますよ。
また、こちらはゼブラとナガサワがコラボしたオリジナルデザイン。本体には神戸モチーフのイラストが描かれています。ブラックやホワイトのベーシックカラーはもちろん、かわいらしいピンクやブルーの色味も展開されていますよ。
高級タイプでおすすめの折れないシャーペン
ぺんてる-オレンズネロ 0.3mm(2,197円)
1回のノックで書き続けられる
オレンズネロは、書き始めに1回ノックするだけで自動的に芯を出し続けてくれます。これまでの常識を覆すシャーペンと言えるのではないでしょうか。1回ノックしておくと、そのあとは勝手に芯を出し続けてくれるので、書くことに集中することができます。
パイプスライド機能も搭載しているので芯を守る役割もあり、芯が折れるストレスからも解放。これ以上ない快適な書き心地を叶えてくれますよ。機能面での充実はもちろん、ブラックで統一されたシックなデザインで、高級感溢れるシャーペンです。
ぺんてる-ケリー0.5mm(1,650円)
万年筆のような高級感
シャーペンにキャップが付いているという、他ではあまり見ないデザイン。万年筆のような高級感や重厚感があり、ビジネスシーンでも使いやすいのではないでしょうか。カラーバリエーションは5色で、どれも上品さが漂う色合いに仕上がっています。
キャップを外してペンの上部へ付けると、そのままノックすることができる連動式タイプ。キャップの置き場に困ったり紛失してしまったりする心配もありません。またパイプスライド仕様で、芯折れも防いでくれますよ。
ゼブラ-デルガード タイプLx 0.3mm/0.5mm(1,005円)
デルガード式の高級版
ゼブラ社独自のデルガード機構を搭載。芯の折れや詰まりなどのストレスから解放してくれるシャーペンです。強い筆圧が加わっても内蔵されたバネによって衝撃を逃がしてくれるので、折れることなくスムーズな筆記が可能に。
こちらのシャーペンはグリップ部分に金属を採用しています。それによってペンの重心を低くすることで、書いているときのペン先のブレを防いてくれています。機能面のみならず、金属のグリップやシックなデザインが高級感を生み出したシャーペンです。
ぺんてる-オレンズ メタルグリップ(880円)
高級感あふれるメタルグリップ
芯を出していない状態で書くことができる、ぺんてるのオレンズシリーズ。パイプによって芯を守り、芯が折れるのを防ぎつつも1回ノックするだけで通常の約3倍長く書き続けることができます。利便性の高い画期的な機能のシャーペンです。
またグリップ部分をメタル仕様にすることで、指に吸い付くような握り心地を叶えています。見た目にも高級感が溢れるデザインに。さらにメタルグリップの重みでペン本体の重心が低くなり、ブレることなく安定した書き心地を手に入れることができますよ。
多機能でおすすめの折れないシャーペン
ゼブラ-デルガード 多機能ペン(1,320円)
デルガードにボールペンをプラス
ゼブラ社のデルガード機能を搭載。シャーペンを使うときのストレスである芯折れや芯詰まりを解消してくれますよ。スムーズな筆記を促しながらも、さらにボールペンを加えてグレードアップした折れないシャーペンです。
ボールペンはレッドとブラックの2色を搭載。合計3つの機能が付いているにも関わらず、コンパクトでシックなデザインに仕上がっていますよ。滑らかな書き心地のエマルジョンボールで、勉強や仕事でもより便利に使うことができるデザインです。
ゼブラ-デルガードER 消しゴム付き(770円)
逆さにするだけで消しゴムが出る
デルガード式のシャーペンは、内蔵されているバネにより筆圧が強く加わったときに衝撃を吸収してくれます。またペン先のパイプによって芯を守ったりすることで、芯折れを防いでくれる機能です。芯の詰まりも解消してくれるのでストレスなく筆記することができますね。
さらにこちらのシャーペンは、本体を逆さまにすると消しゴムが出てくるシステム。いちいちシャーペンを置いて消しゴムを持ち直す必要がないので、試験などの時間に制限があるときにもおすすめです。消しゴムの品質にもこだわっているので、きれいに消すことができますよ。
まとめ
デルガード式の折れないシャーペンがおすすめ
シャーペンを使う上で1番のストレスが、芯が折れること。そこにフォーカスして徹底的に芯折れを防ぎ、さらに芯の詰まりを解消してくれるデルガードは、まさに折れないシャーペンの代名詞と言えるのではないでしょうか。高級感のあるデザインからキャラクターものの可愛いデザイン、シンプルでシーンを選ばないものまで種類も豊富ですので、自分好みのものを見つけやすいのも魅力的ですね。