
書類をたくさん持ち運びする必要がある仕事で、バッグ選びに悩んでいる男性もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのがパイロットケースです。フライトケースとも呼ばれ、箱型でマチが大きくとってあるのが特徴的。荷物が多めの方の強い味方になってくれますよ。今回はおすすめのパイロットケース・フライトケースをランキング形式で紹介します。形状ごとに種類分けして説明していくほか、選ぶときの参考になる情報についても公開。仕事やプライベートの相棒になるパイロットケースをぜひ見つけてくださいね。
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- 1パイロットケース・フライトケースとは?
- 1.1パイロットが搭乗時に使いやすい仕組みになっているかばん
- 2パイロットケース・フライトケースの特徴
- 2.1自立するので書類を入れて整理しやすく狭いスペースにも置ける
- 2.2膝にのせて机代わりにしPCなどを操作できる
- 2.3鍵付きで重要な書類を守れる
- 3パイロットケース・フライトケースの種類
- 3.1手持ち型
- 3.2ショルダー型
- 3.3キャリー型
- 4パイロットケース・フライトケースの選び方
- 4.1素材で選ぶ
- 4.2形状で選ぶ
- 5パイロットケース・フライトケースのおすすめブランド・メーカー
- 5.1G-GUSTO(ジーガスト)
- 5.2J.C HAMILTON(ジェーシーハミルトン)
- 5.3CASAR(シーザー)
- 5.4JÜSCHA(ユーシャ)
- 6おすすめ&人気のパイロットケース・フライトケースランキング
- 6.1手持ち型でおすすめのパイロットケース・フライトケース
- 6.2ショルダー型でおすすめのパイロットケース・フライトケース
- 6.3キャリー型でおすすめのパイロットケース・フライトケース
- 7まとめ
- 7.1使うシーンや荷物の量に合わせたパイロットケース・フライトケースがおすすめ
パイロットケース・フライトケースとは?
パイロットが搭乗時に使いやすい仕組みになっているかばん

自立する箱型で、口が上にあり書類をたくさん入れられるバッグのことです。操縦士が航空図を入れて持ち運んでいたことからパイロットケースまたはフライトケースと呼ばれています。操縦席は狭いことが多く、そういった場所でも置きやすいように立てておけるのが特徴。マチが広めで大量の書類を入れやすいうえ、置いたまま書類を取り出せますよ。似たバッグにアタッシェケースがありますが、こちらは横置きして開く形状になっているという違いがあります。
パイロットケース・フライトケースの特徴
自立するので書類を入れて整理しやすく狭いスペースにも置ける

ビジネスシーンで取引先を訪れたとき、かばんから書類を取り出すという場面はたくさんありますよね。パイロットケースなら足元に置いても自立させられるので、非常にスマートな印象。そのまま書類を探して出せるのも便利なポイントです。
膝にのせて机代わりにしPCなどを操作できる

パイロットケースはマチがあるので、パソコンも楽に収納できます。箱型で安定しやすいのがメリットで、ちょっとした作業スペースとしても使えるのが嬉しいところ。外出先で膝にのせてPCを上に置き、メールチェックなどをすることもできますよ。
鍵付きで重要な書類を守れる

外部に非公開の重要書類を持ち歩くとき、バッグを手元から離さないのは鉄則ですよね。保険でより堅固に守るための手段として、ロック機能付きのパイロットケースは重要な役割を果たしてくれます。付属の鍵で施錠するものやダイヤルロックが付いているものが多いので、簡単に開かず安心して持ち運ぶことが可能です。
パイロットケース・フライトケースの種類
手持ち型
持ち手がハンドルのシンプルな形状

ハンドルが一つ上部に付いているタイプで、通常のビジネスバッグと同じスタンダードな形状が特徴。ほかに余計な装飾が付いておらず、もっともシンプルなタイプと言えます。客先に訪問することが多い場合に使いやすいですよ。

片手持ちのため書類が多い場合重さが掛かりますが、スタイリッシュな印象で持ち歩けます。バッグを下に置いたときの姿も様になるのが嬉しいところ。定番のビジネスバッグで普段持ち歩く用としてとくにおすすめです。
ショルダー型
肩掛けできるので場面によって持ち方を変えられる

取り外し可能なショルダーが付いているタイプのパイロットケース。いろいろ入れて重くなっても、比較的持ち歩きしやすいのがメリットです。ショルダーの長さによっては斜め掛けも可能なので、移動が多いときでも楽に歩けます。

肩当てが付いている場合が多く、体への負担が比較的少ないのもポイント。ハンドルが付いていて手持ちもできるため、場面によっていろいろ使い分けができます。普段から持ち歩く書類が多めの場合にはぴったりですよ。
キャリー型
重い荷物でも楽に運べて出張にもおすすめ

キャリーバーと車輪が付いたパイロットケースです。通常のパイロットケースやフライトケースに比べ、さらに大きめで大容量の形状であることが多いのが特徴。荷物が多めでも力を掛けずスマートに持ち運べますね。

一つにいろいろな荷物を詰められるので短期の出張にも活躍します。別のバッグをキャリーバーに引っ掛けられるため、通常のビジネスバッグとの二つ持ちも可能。パイロットケース本来のスタイリッシュな形状はそのままなのも魅力的なところです。
パイロットケース・フライトケースの選び方
素材で選ぶ
本革なら長く使えて経年変化を楽しめる

本革は見た目に高級感があり、本格的なビジネスバッグの素材として憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。経年による変化も味になり、使い込むと別の風合いが出てくるのも素敵なところ。手入れすることによりちょっとした傷ならある程度目立たなくすることもできます。他の素材よりも重めというデメリットはありますが、丈夫で長く使えるバッグを探している方にはぴったりですよ。
合皮なら雨の日にも持ち歩きやすい

合皮は基本的にPVCと呼ばれるポリ塩化ビニルが使われていることが多く、雨に強いのが特徴。出先で突然雨に降られた場合でも、さっと拭き取ればバッグ自体にはダメージが少なく済みますよ。長年使うと表面の生地がはがれてくるのがデメリットです。ほかの素材より基本的にリーズナブルなため、気兼ねなく使って買い替えしていきたいという場合におすすめ。
ナイロンやポリエステルなら軽く持ち運びの負担を軽減できる

ナイロンやポリエステルは非常に軽いのがメリット。書類を入れると重くなりがちですが、バッグ自体が軽いのでその負担が軽減されます。カジュアルな印象がある素材ですがビジネスバッグにも数多く使われており、持ちやすいデザインが多いですよ。水を弾き汚れが付きにくくお手入れも簡単。変色する可能性があるのがデメリットで、保管の際には注意しましょう。
アルミなら丈夫で中に入れたものをしっかり守れる

アルミ製は頑丈で外からの衝撃に強い素材です。万が一ぶつけても壊れにくく、中の荷物が破損するリスクを減らせますよ。光沢があり見た目がスタイリッシュなのも嬉しいポイント。密閉性も高めで、雨や雪が強めの場合でも染みてしまうということがありません。デメリットはへこみや傷が付きやすいという点です。気になる場合は表面にエンボス加工がされているものを選ぶと、ある程度目立ちにくくなります。
形状で選ぶ
底鋲付きなら底が傷ついたりぬれたりするのを防げる

底鋲とはバッグの底に取り付けられた、本体を支える部品のことです。底面部分が直に地面に触れなくなるため、汚れたりぬれたりするのを防止する効果があります。床に置いたパイロットケースを誤って引きずってしまっても、傷から守ってくれますよ。バッグ本体をなるべくきれいに保ちたい場合、付いているとありがたい部品です。
荷物が多いなら収納部が複数に分かれたパイロットケースが使いやすい

普段から持ち歩く荷物が多く、いろいろなものを詰め込んでいると取り出したいものがすぐに見つからないこともありますよね。仕切りが付いたパイロットケースなら整理がしやすいので、書類をたくさん入れても探しやすいですよ。ほかにも収納部自体がいくつかに分かれていれば、着替えや洗面用具を持ち歩く出張でも使えますね。
パイロットケース・フライトケースのおすすめブランド・メーカー
G-GUSTO(ジーガスト)
シンプルながらも使い勝手抜群

合皮のパイロットケースを製造しているブランドです。シンプルな形状で無駄がなく、スマートに持ち歩けますよ。スタンダードな手持ち型のほか便利なキャリー型も用意されており、普段の仕事や出張に幅広く対応が可能。
J.C HAMILTON(ジェーシーハミルトン)
良質な国産で手前に大きく開く形状が特徴的

かばん製造で有名な豊岡で作られているブランドです。パイロットケースはPVC素材の合皮でできており、上質なのにお手入れは簡単。サイズのバリエーションが多いのも特徴で、普段持ち歩く荷物の量に合わせて選べますよ。
CASAR(シーザー)
本革製で深みのある雰囲気が味わい深い

ショルダー型の牛革パイロットケースを製作しているブランドです。国内生産で、かっちりとしつつもレトロなデザインがレザーの風合いを引き立てています。ほかの人とかぶらない一味違うフライトケースを探している方におすすめ。
JÜSCHA(ユーシャ)
デザイン豊富なキャリー型が魅力的

おもにキャリー型のパイロットケースを展開しているドイツのブランドです。素材は合皮や本革のほかアルミもあり、形状もさまざま。丈夫で操作性も高く、とくに荷物が多い出張や旅行の際に活躍しますよ。
おすすめ&人気のパイロットケース・フライトケースランキング
手持ち型でおすすめのパイロットケース・フライトケース
コクヨ-フライトケース (12,719円)
スマートな形状と軽量さで持ち運びしやすい

昔ながらのビジネスバッグのような形状が印象的なフライトケースです。使われている合皮や芯材は軽量タイプで、通常のパイロットケースに比べて非常に軽いのが特徴。書類や荷物をたくさん入れても楽に持ち運びできますよ。
側面が前と後ろの生地に比べて内部に収められており、マチも薄めのためスマートな印象で持てます。A4サイズの書類を縦に入れられるので収納力はばっちり。手軽に持てて普段使いにおすすめのパイロットケースです。
J.C HAMILTON-フライトケース (19,900円)
ブラックとゴールドの組み合わせが洗練された印象

マチ幅が20cmと大容量サイズが嬉しい合皮のパイロットケースです。金具はゴールドで統一されており、シンプルな中でのおしゃれなアクセントに。底面の4隅が補強されていて傷付きにくく、底鋲としての役割も担ってくれます。
A3のファイルをそのまま収納できるサイズで、内部には大きめのポケットが付いており仕分けも可能。バッグの正面部分は手前に大きく開くようになっており、簡単に書類を取り出せます。ペットボトルや折り畳み傘などいろいろな荷物を収められますね。
SADDLE-パイロットケース (62,700円)
高級レザーの本格派で長く使える

姫路レザーが使われた高級感のあるパイロットケースです。姫路レザーは劣化しにくく、耐久性が高いのが特徴。しっとりとした艶感のあるブラックで、ほかのビジネスバッグとは一味違います。長く使えるビジネスバッグを探している方にはとくにおすすめですよ。
パイロットケース内部は入れたものが見やすいベージュになっています。ブランドのネームタグがさりげなく縫い付けられており、さりげないポイントになっているのもおしゃれ。外付けできるカードホルダーが付いているのも便利ですね。
G-GUSTO-フライトケース No:20033 (10,318円)
すっきりとした形状で使い勝手もばっちり

余計な装飾がないシンプルなデザインのパイロットケースです。B4サイズが収納可能な大きさで、A4ファイルも縦に入れられます。収納部の正面と背面それぞれに仕切り用のポケットが付いているのが便利なポイント。
大きめの底鋲が4つ取り付けられており、パイロットケース本体をしっかり支えてくれます。左右の金具それぞれに3桁ずつのダイヤル錠が設置されているため、荷物や重要な書類をしっかり保護。合皮でお手入れもしやすく、シンプルだからこそ使いやすさが光るバッグです。
ショルダー型でおすすめのパイロットケース・フライトケース
CASAR-バロンⅡ 本革製フライトケース (96,800円)
上質な本革を存分に楽しめる

アンティーク風の雰囲気がおしゃれな牛革のフライトケース。定番のブラックのほか深みのあるチョコブラウンも用意されており、本革の風合いを存分に味わえます。鍵でロックする仕組みになっているため荷物を預ける際にも安心ですね。
同色のショルダーも付属しており、場面によって使い分けができますよ。前面にA4が入る大きめのポケットが付いているほか、側面にもフラップ式のポケットがあるのが便利。筆記具やケーブルなど細々としたものを小分けにしておけます。
コクホー-FLIGHT CASE (20,790円)
手ごろなサイズとショルダーで持ち運び楽々

PVC製の合成皮革で作られたスタンダードな形状のパイロットケースです。マチ幅は125mmと薄めの形状で、荷物が少なめの場合にもぴったりなサイズ。開口部は前面に大きく開くので、ファイルの整理もスムーズにできます。
左右にダイヤル錠が付いていて、セキュリティ対策も万全ですよ。中にはB4サイズが収納可能なほか、仕切り用のポケット付きでよく使うノートやファイルを分けておけます。ショルダーで持ち運びも楽にでき、よく歩き回る仕事の方にはとくにおすすめ。
BROMPTON-フライトショルダーバッグ (14,300円)
複数のポケットに分かれたマルチなバッグ

収納部がたくさんある多機能なフライトケースです。すべてファスナーで開閉する造りになっているため、すぐに荷物を取り出せますよ。手前のポケットによく使うノートやファイル、背面内部のファスナーポケットには貴重品などといった仕分けも簡単。
メインの本体部分はB4サイズが入るうえ、ファスナーが側面まで開くようになっているので書類の出し入れがしやすいですよ。軽量合皮でショルダーはもちろんのこと、手持ちも軽々できるのが嬉しいポイント。容量も十分で荷物が多めの出張にも持っていけますね。
PHILIPE LANGLET-フライトケース (19,360円)
軽量素材と2部屋構造で利便性抜群

ソフトタイプのナイロン製フライトケースです。中空糸ナイロンが使われており、非常に軽量なほかつぶれにくく耐久性が高いという特徴があります。ハリがあるのでやわらかいのに型崩れしにくいのも嬉しいところ。
ハンドル部分は牛革が使用されているため握りやすくなっています。本体は書類の整理に便利なジャバラ開きタイプと、ファスナーが全開できるタイプの大きく2部屋。B4ファイルがすっぽり入り、サイズが合えばノートパソコンの収納も可能です。
キャリー型でおすすめのパイロットケース・フライトケース
G-GUSTO-フライトケース (19,360円)
細かな機能が嬉しいパイロットケース

3面にポケットが付いた合皮のフライトケースです。前面のかぶせポケットには鍵を掛けられる仕様になっています。メインとなる収納部分にはダイヤル錠付きで、中に入れた荷物や書類をしっかり保護することが可能。
キャリーバーは約98cmまで伸ばせて、高さの調節もできます。キャスターは直径60mmのサイズで、引っ張って移動するときもスムーズですよ。約27Lの大容量でノートパソコンや厚めの本など、いろいろなものをまとめて入れられます。
MOIERG-BOX型キャリーケース Sサイズ (12,980円)
光沢のあるボディと高い機能性

コロンとした箱型がスタイリッシュなアルミ製のパイロットケース。TSAダイヤルロックが開け口の左右に付いており、鍵なしで簡単に施錠することができます。鍵の管理をする必要がなく、海外旅行の際にも安心ですね。
本体を開けると大きめの収納部分のほか、小物用のポケットが複数付いています。アルミニウム合金でできており、軽量なうえ丈夫なのがメリット。Sサイズは機内持ち込みも可能で、出張や旅行などさまざまな場所に持ち出せます。
JÜSCHA-トロリーパイロットケース (22,000円)
見た目も動きもスマート

2輪ホイール付きのシンプルな合皮のパイロットケースです。前面の大きめなポケットは全開できるので、パソコンの操作スペースにすることが可能なのが便利なポイント。側面にもフラップタイプのポケットが付いています。
メインの収納部も十分な容量があり、大きめのファイルも入れられますよ。書類を入れて重めになっても2輪で楽々移動でき、置いたときの佇まいもスマートな印象。大量の資料を持ち運ぶ際にも使いやすいですよ。
DAVIDTS Mt Carlo-パイロットケース ホイール付き (34,650円)
ブラックにレッドが差し色になった上品なキャリー

1680Dポリエステルが使われているパイロットケースです。型崩れしにくく丈夫なのがメリットで、中に入れた荷物を保護してくれますよ。17型のノートパソコンなど大きめのものも収められて、コンビネーションロックで預けるときにも安心。
収納部が大きく2部屋に分かれていますが、どちらもファスナーが底に近い部分まで開くようになっています。内装やタグにはレッドが使われており、よいアクセントになっているのが魅力的。仕事やプライベートに幅広く使える一品です。
DESIGN 4 PILOTS-Pilot Case Airliner Black (39,380円)
細かいところまで配慮が行き届いた本格派

オーストリアのブランドで、実際にパイロットたちの意見を聞いて考案されたパイロットケースです。ナイロン繊維が使われており、汚れが付きにくく撥水効果もありますよ。4輪ホイールで安定して操作できるのが魅力的。
見た目はシンプルですが、正面や側面ポケットは細かく整理できるように配慮されています。蓋の裏側にも筆記具やケーブルなど、さまざまなものを収納できる弾性ストラップ付き。トロリーハンドルに取り付けられるクッションバッグもセットになって、さまざまな使い方ができます。
まとめ
使うシーンや荷物の量に合わせたパイロットケース・フライトケースがおすすめ

パイロットケースは収納力が高めという共通点はありますが、マチ幅や形状によって容量や印象に違いが出てきます。薄マチの手持ち型はスタイリッシュに持ち歩けて、客先の訪問がメインの方にもぴったり。肩に掛けられるショルダー型は大きめでも持ち歩きしやすく、普段から書類や荷物が多めの場合にも対応できます。キャリー型は大容量でスムーズに移動でき、出張や旅行が多い方にはとくに使いやすいですよ。今回はおすすめのパイロットケースとフライトケースをランキング形式で紹介しました。ご自分に合ったパイロットケースで書類の持ち運びや大変な移動をスマートにこなしましょう。