最近人気のアプリサービス、オーディブル(audible)はご存じですか?Amazonが提供する、本を音声で読み上げてくれたり、語学書の音読をしてくれる便利なオーディオブックのアプリです。国内のオーディオブックの中では最大数のラインナップを揃えています。もともと、定額制サービスだったオーディブルですが、今年の8月からコイン制のサービスに変更されました。改悪と言われていますが、実際の評判はどうなの?という点を口コミなどで調べてみました。今までオーディオブックアプリを使った事がない人にも分かり易いように、オーディブルの使い方やおすすめポイント、他社との比較、解約方法などをまとめています。
そもそもオーディオブックとは
自分の選んだ本を音声で読み上げてくれる音声朗読サービスです。何かと忙しい現代人にとっては非常に便利なサービスです。本が好きな人も、そうでない人でも一度は使ってみたくなりますよね。最近ではアプリでも使えるオーディオブックが増えてきたので、この機会に試してみるのも良いかもしれません。
オーディオブックの特徴
本を読むから聞くへ
オーディオブックは本を音声で読み聞かせてくれるサービスです。ただ単に機械的な音声読み上げではなく、プロの朗読者や声優が読んでくれるので、文章の区切りや抑揚もしっかりとつけてくれます。また本を開く必要も無いので、場所や時間を選ぶことはありません。
ハンズフリーで場所を選ばず読書が出来る
オーディオブックならハンズフリーで本を読むことができます。例えば、満員電車で本を読むには、本を開くスペースを確保したり両手が塞がったりと何かと不便でした。また、読みたい本をとりあえず購入したけれど、読む時間がなく、そのまま溜たっている事もあると思います。オーディオブックなら、スマートフォンとイヤホンがあればどこでも本を読む事が可能です。さらに、何か別の作業をしながら流し読みする事も可能です。防水対策をしっかりすれば、お風呂での入浴時に聞くことも可能ですし、オーディオスピーカーに繋げば、リビングでリラックスしながら聞くことも出来ます。
目にも優しいオーディオブック
電子書籍は苦手だけど、音声ならという人にもおすすめなのがオーディオブックです。電子書籍だと文字が細かすぎて読めなかったり、就寝時にスマホを見ると目が覚めたりと何かと困る事が多いですよね。そういった人にもオーディオブックはおすすめです。声の大きさは音量調節で簡単に解決出来ますし、途中から読むときでもどこ迄読んだのかしっかりと分かります。また、オーディオブックならスリープ機能も付いているので、寝落ちしてしまっても途中で再生を止めることが可能です。
オーディブル(audible)とは
オーディブルとは、オーディオブックサービスの1つで、Amazonが提供するサービスの名前です。本社はニューヨークにあり、プロのナレーターによる朗読サービスを提供しています。1995年にドン・カッツが創業し、2008年にはAmazonのグループ企業になりました。iOS,Android,windowsストアに対応しているので、あらゆるデバイスで聞くことが可能です。もちろん、アカウントを共有すれば作品の途中からでも別のデバイスで再生可能です。オーディブルは現在、日本で最大級のオーディオブックサービス(オーディブルはボイスブックと呼んでいます)です。
オーディブルの特徴
スマホやタブレットなどのアプリで使える
オーディブルなら専用のアプリをダウンロードさえすればスマホやタブレットで簡単に使うことが可能です。移動中はスマホで、家ではタブレットやパソコンで使用することも可能です。
アマゾン会員のアカウントをそのまま使える
オーディブルなら、現在登録しているアマゾン会員のアカウントをそのまま使えます。新しく会員登録する時って、意外と手間がかかってめんどくさいですよね。オーディブルなら今まで使っていたアマゾン会員の情報をそのまま使えるのでとても簡単に登録することが可能です。
会員だけの無料サービス「オーディブルステーション」
月額会員に登録すれば、オーディブルステーションの利用が可能です。オーディブルステーションではビジネスの要約本からニュース、お笑い、落語、ヒーリングまで、バラエティあふれる人気コンテンツを平日に毎日配信しています。
スリープタイマーやボタン拡大などの機能が充実
オーディブルのアプリは様々な機能が充実しています。睡眠時に聞きながら寝ても途中で再生が止まるスリープタイマー機能や、作業中に操作する時のために再生ボタンを大きくするボタン拡大機能などがあります。アプリの操作性は非常に高いです。
オーディブルの料金プラン
1500円の月額プラン
1500円で1つのコインが付与され、そのコインを使って本を購入します。現在30日間の無料体験と1500ポイントを配布中で、無料体験期間が終わると自動的に月額1500円へ移行します。もちろん読み終わってもその本はいつでも聞き直す事が可能です。また、コインが無くなっても会員の人は30%offで本を購入する事が可能です。たくさんの本を購入すればするほどお得になっていく仕組みですね。コインを使って購入した本は365日以内であれば交換・返品可能なので実際は定額制とあまり変わりはありません。
オーディブルのおすすめポイント(メリット)
6ヶ月以内ならいつでも返品・交換可能?
アプリ内での購読なのに返品や交換?と思った人は多いと思います。オーディブルではコインを使って本を購入しても、その本が気に入らない時は365日以内であれば返品してコインに戻したり、別の本と交換する事が可能なんです。「とりあえず面白そうだから購入して読んでみたけど、思っていたのと違うから返品しよう。」「新しくおもしろそうな本が出たから交換しよう。」こんな使い方も可能です。ウェブ上での返品回数制限やアプリからは返品できないなどのちょっとした制限はありますが、1500円で面白そうな本が定額制のように読めるのは非常にありがたいサービスです。また、新作にお気に入りの本が無くても、コインは翌月も持ち越せるので安心です。
日本最大級の書籍数
ビジネス・自己啓発書や語学テキスト、文学書など20ジャンル、40万冊以上の書籍が掲載されており、Amazonやkindleで購入可能な本も揃っています。Amazonの提供するサービスという事で今後も、作品数は大幅に増加することが予想されます。
語学の勉強に最適
オーディブルには、語学勉強向けの本はもちろんありますが、それ以外にも海外の洋書が数十万冊登録されています。TOEICやTOEFLの試験を控えている人には、英語のリスニング対策にも使えます。お気に入りの本を読み終えたら、語学の勉強を始めてみてはいかがですか?
オーディブルの課題(デメリット)
忙しくて読めない時でもお金がかかる
月額制なので、本を読む時間が無い時でも料金がかかってしまう。ただし、コインは翌月以降も持ち越せるので時間が出来たときにがっつりと読みたい本を読む事が出来ます。
電子書籍などに比べるとまだまだ数が少ない
読める本がまだまだ少ないのはデメリットです。新しい人気の本はどんどん増えていますが、過去の作品などはまだまだ充実していません。ですが、これから新しい作品が増えていくとの事なので、とりあえず無料登録して読みたい本を探してみるのもありかもしれませんね。
スマホアプリではウィッシュリストに登録のみ
スマホではタイトルを購入することができず、ウィッシュリストに追加するのみというのも少し使い辛い印象です。購入はブラウザから「カートに入れる」を選択しweb上で決済。Amazonアプリやプライムのビデオアプリも同じシステムですが、オーディブルはアプリでの利便性が高いだけに、今後改善を期待したいですね。
オーディブルと他社のオーディオブックとの比較
オーディオブックの先駆け「audiobook.jp」
株式会社オトバンクが提供するサービスで、オーディオブックアプリの先駆けともいえる「FeBe(フィービー)」が2018年に新しく生まれ変わったのが「audiobook.jp」です。掲載数は約2万冊以上でオーディブルよりは少ないですが、ベストセラー作品などはしっかりとカバーしています。
audiobook.jpの料金プラン
・無料登録のみ
無料会員に登録して、書籍を購入する度に料金を支払います。割引などはありません。
・月額会員
月額会員は300円から30000円までの価格設定があり、購入するとポイントが貰えます。そのポイントを使って本を購入します。金額に応じてボーナスポイントが付与されるので、たくさん読む予定の人はかなりお得になる事も。
・聞き放題プラン
月額750円の定額で1万タイトル以上が無制限で聴き放題になるお得なプランも用意されています。初めて登録する方にはこちらが一番おすすめです。
1万冊以上のコンテンツを誇る「でじじ」
作品数は1万作以上で月に二冊無料になるマンスリープランがあり、良さそうな「でじじ」。しかし、作品が全体的に古い物が多いのと、アプリで聞けないという点がマイナスポイントです。今後専用アプリのリリースや新作が増えてくれば利用者も増加するかも?
でじじの料金プラン
・月額1500円
月額1500円で2冊ダウンロードできます。同じ1500円なら交換・返品可能なオーディブルの方がお得に思えますね。
1冊の要約を10分で読める「flier」
要約した本のみを配信するというちょっと変わったオーディオブックアプリが「flier」です。一冊約10分程度の内容に要約されており、忙しいビジネスマンに特におすすめです。書籍の内容もビジネス書の割合が多めになっています。機械の音声ですが、聞いていてもストレスを抱えるような事はありません。
flierの料金プラン
・フリープラン
無料(要会員登録)でサンプルの要約記事が読めます。書籍の数が少ないので雰囲気を掴みたい方向け。
・シルバープラン
月額500円、すべてのコンテンツのなかから月5冊まで読めます。
・ゴールドプラン
月額2,000円、毎月30冊前後追加される要約が読み放題で、過去に掲載した要約も無制限に閲覧可能です。10分なので1ヵ月登録するだけで掲載書籍を読み終える事も可能です。
オーディブルの口コミ
オーディブルがあると気楽に本を読める
仕事が翻訳だから、本は聴くよりも字面を目で追いたい、ってのはあるんだけど、追加でAudibleがあるとラクだねぇ。単語の読み間違いもないしリズムに乗れるし。毎回KindleとAudible両方は買えないけど、1000ページ近い本だと威力発揮するね。
— 実花 (@mimimi_run) September 28, 2018
有名人による音読サービスも
ハリウッドスターによる朗読シリーズ A-List Collection というのがAudibleにあったからか、ニコール・キッドマン、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマンなどの朗読もいくつかあるんだよね。いずれ一通り聞いてみたいな~。
— Yazuki (@yazuki_tw) September 28, 2018
実質聴き放題!?
Audibleの会員特典の「気に入らなかったらいつでも他のタイトルと交換OK」を利用すれば聴き放題になるな。#Audible pic.twitter.com/czldyrzmVM
— あきら|電動チャリキ (@uhouhohouhou) September 22, 2018
オンデマンド制からコイン制へ
オーディブルの解約方法
オーディブルはアプリやAmazonページからでは解約できません。ブラウザ上のオーディブル公式ページから解約可能です。公式ページからサインインしアカウントサービスをクリックすると「退会する」と言う箇所があるのでそこをクリックします。退会理由を選んで「退会を希望する」をクリックすると退会完了です。退会後も、無料期間や継続日まではサービスを利用することができます。 また、サービスを再開したい場合は、いつでも再開することが可能です。
退会時に気をつけたいこと
退会する時に気をつけなければいけない点は、購入したタイトルはその後も利用可能ですが、交換や返品は出来なくなる事です。退会前に新しい作品が入荷されていないかしっかりチェックしてから退会に進みましょう。
登録するなら今がおすすめ!?無料期間1ヵ月と1500ポイント配布中
現在オーディブルは新規会員登録した方に1500ポイントを配布しています。1ヶ月の無料会員期間と1500ポイントで実質2ヶ月分に近いサービスが受けられます。もちろん、1ヶ月以内に読みたい本を読み終えて解約しても無料です。