
文字やイラストをシールにすることができるラベルプリンター。ファイルや引き出し、瓶などに貼ることで中身を瞬時に知ることができ、便利ですよね。しかし、種類が多く、どれを選んでいいのか迷ってしまうという方もいるのではないでしょうか。今回は、そんなラベルプリンターをランキング形式でご紹介します。種類や選び方も解説しますので、気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次[非表示にする]
- 1ラベルプリンターの特徴
- 1.1シールに必要な項目を印刷できる
- 1.2 貼る場所に合わせてシール幅を選べる
- 2ラベルプリンターの種類
- 2.1ACアダプター式
- 2.2乾電池式
- 3ラベルプリンターの選び方
- 3.1 印刷方式で選ぶ
- 3.2 入力方法で選ぶ
- 3.3 テープカットの方法で選ぶ
- 3.4 機能で選ぶ
- 4 ラベルプリンターのおすすめブランド・メーカー
- 4.1カシオ
- 4.2キングジム
- 4.3ブラザー
- 4.4コクヨ
- 5おすすめ&人気のラベルプリンターランキング
- 5.1キーボード型でおすすめのラベルプリンター
- 5.2 ガラケー型でおすすめのラベルプリンター
- 5.3 スマホ連携型でおすすめのラベルプリンター
- 6まとめ
- 6.1 多機能なラベルプリンターがおすすめ
ラベルプリンターの特徴
シールに必要な項目を印刷できる

ラベルプリンターとは、ラベルシールに文字を印刷することのできるプリンターです。ファイルや引き出しなど、貼りたい場所に必要な項目を印刷することが可能。ラベルシールを活用することで、瞬時に何が入っているのかがわかるようになり、作業効率をよくすることもできるでしょう。
貼る場所に合わせてシール幅を選べる

ラベルプリンターには様々なサイズのシールがあります。狭い幅のものから広いものまであるので、貼る場所や物に合わせてシール幅を選ぶことができますよ。また、マスキングテープのような柄の入ったシールもあるので、好みに合わせて選ぶことも可能です。
ラベルプリンターの種類
ACアダプター式
多機能なものが多い

コンセントを介して電源を得るのがACアダプター式です。常に電源を得ている状態で使用するので、使用途中で電池切れになってしまうといったことはありません。コンセントを必要とするため携帯するのには向いていませんが、安定した状態で使用したい方におすすめです。

乾電池式とは違い使用する場所を選ぶため手軽さはあまりありませんが、その分さまざまな機能を搭載しているものが多いです。単純にラベルシールを作るだけでなく、カット方法や連続印刷機能などを持つものもありますよ。機能性を求めている方には満足してもらえるでしょう。
乾電池式
コンセントの位置を気にしなくて済む

乾電池から電源を得るタイプです。乾電池を入れて使用するため、コンセントは必要としません。場所を気にせず使用できるため、持ち運びすることも可能。場所を問わず気軽に使用することのできるものを選びたい方におすすめです。

乾電池式は本体のほかに付属されるものがないため、場所を取らずに収納することができます。ACアダプター式は本体のほかにコードやアダプターが付いているため、収納する際に場所を必要としますが、乾電池式は狭い収納場所でもしまうことが可能。収納方法が気になる方にも使いやすいですよ。
ラベルプリンターの選び方
印刷方式で選ぶ
コスパを気にするなら感熱式がおすすめ

感熱式は、感熱紙と呼ばれる紙に印刷する印刷方式です。感熱紙とは熱を感知し、色を付ける用紙のこと。日光に当たったり、熱を加えたりすると文字が薄くなってしまうこともありますが、短期間の使用であれば問題なく貼っておくことができますよ。また、リーズナブルな価格で購入することができ、コストを抑えることも可能。コスパのいいラベルプリンターを選びたい方におすすめです。
色落ちしにくく長期間貼れるのは熱転写式

長期間ラベルシールを貼り続けたい方におすすめなのが、熱転写式のラベルプリンター。インクリボンを使用して印刷するので、熱を加えたり長期間貼っておいたりしても変色や文字が消えるといったことはありません。ラベルテープやインクリボンにコストがかかる場合がありますが、その分好みのラベルシールを選ぶこともできますよ。ファイルや引き出しに長期間貼り続けるという方は、熱転写式をチェックしてみてくださいね。
入力方法で選ぶ
キーボード型ならパソコンのように入力できる

普段パソコンを打ち慣れている方におすすめなのが、キーボード型。パソコンに付いているキーボードと同じような文字配置になっています。そのため、普段からパソコンを使用しているという方なら、文字の位置もすぐに把握でき、使いやすさを感じることができるでしょう。長文のラベルシールを作成したい方にもおすすめです。
テンキーに慣れている人にはガラケー型がおすすめ

ガラケーと呼ばれる携帯電話のような文字配置になっているのがテンキー型です。キーボード型よりもボタンが少なく、シンプルなデザインになっています。パソコンのテンキーと同じような形なので、テンキーを打ち慣れている方や、ガラケーを使用している方にも使いやすさを感じられるでしょう。また、操作方法もシンプルなので、初めてラベルプリンターを使用する方にもおすすめです。
スマホ連携型ならスマートフォンから入力可能

毎日スマートフォンを使用している方の中には、スマートフォンと接続したいと考える方もいるのではないでしょうか。ラベルプリンターには、スマートフォンと連携することのできるタイプもありますよ。スマートフォンと連携させることで、文字をスマートフォンから入力することが可能に。入力時に迷うことなく使用でき、おすすめです。
テープカットの方法で選ぶ
テープカットの手間がかからないのはオートカットタイプ

手動でシールをカットするタイプの場合、印刷するたびにカッターのボタンを押す必要があります。その手間を省くことをできるのがオートカットタイプのラベルプリンターです。印刷が終わると機械が自動的にシールをカットしてくれるので、たくさんのシールを印刷する場合にとても便利ですよ。少しでも煩わしさを省きたい方におすすめの機能です。
ハーフカットタイプなら切れ目が入るので剥がしやすい

シールを剥がす際、なかなか台紙とシールが剥がれてくれないといったこともあるでしょう。そういった際に便利なのが、ハーフカット機能。印刷面の端にスリットを入れてくれる機能です。スリットが入ることで、台紙からシールを剥がしやすくなり、シールが剥がれない煩わしさから解放してくれますよ。すぐに剥がせるので、印刷面にシワがよることもありません。
機能で選ぶ
短時間で済ませたい方には高速印刷機能付きがおすすめ

たくさんのラベルシールを作成する場合、少しでも印刷時間を短縮させたいと考える方もいるでしょう。高速印刷機能が付いたラベルプリンターなら、その願いを叶えることができますよ。通常の印刷よりも速く印刷することができ、短時間で印刷を終えることが可能。大量のラベルシールを作るときはもちろん、忙しい方にも便利な機能と言えるでしょう。
連続印刷機能付きなら同じラベルを一度にたくさん印刷できる

同じ文字やデザインのラベルシールをたくさん作る場合に便利なのが、連続印刷機能です。同じデザインのラベルシーンを連続で大量に印刷することが可能。子どもの名前入りのシールをたくさん作りたいといった方や、オフィスや店舗などのビジネスシーンで使用する場合に役立てることができますよ。
ビジネスにも使用したい方にはQRコード印刷機能付きもおすすめ

ビジネスシーンで使用する場合、ホームページのQRコードを入れられると便利ですよね。ラベルプリンターの中には、QRコードを印刷できるものもありますよ。QRコード情報を入力することで作成することができ、お店や企業の情報を伝えやすくなるでしょう。また、家庭では使用している家電製品の取扱説明書をQRコードで作っておき、必要な場合に読み取るといった便利な使い方もできます。
ラベルプリンターのおすすめブランド・メーカー
カシオ
オフィス向けから家庭用まで幅広いラインナップ

ラベルライターを種類豊富に取り揃えているカシオ。直接文字を打ち込むキーボード型から、スマートフォンに接続し使用できるものまで、使う人に合わせて選ぶことができますよ。オフィスから家庭まで、用途に合ったものが見つかるでしょう。
キングジム
マスキングテープのように作れるラベルプリンターが人気

キングジムは、オフィス用のファイルやラベルライターをメインに扱うメーカーです。ラベルライターは、オフィスでも使えるシンプルなものから、マスキングテープのようなラベルシールを作れるモデルも扱っていますよ。テープの種類も豊富なので、色や柄も好みに合わせて選ぶことが可能です。
ブラザー
シンプルなデザインのラベルプリンターが豊富

プリンターやミシンでおなじみのブラザーですが、ラベルライターも豊富に扱っています。シンプルなデザインのものが多く、スマートフォン接続対応のものはラベルライターに見えないものもありますよ。初めての方にも使いやすいと感じられるでしょう。
コクヨ
書類に貼るタックシールにも印刷可能

ノートや鉛筆などの文房具が有名なコクヨ。ラベルプリンターは、書類に貼るタックシールを作れるタイプのものを扱っています。複数の書類を綴じたファイルなどに使用することで、仕事の効率を上げることが可能になりますよ。
おすすめ&人気のラベルプリンターランキング
キーボード型でおすすめのラベルプリンター
カシオ- NAMELAND(4,455円)
便利な定型フォーマット付き

キーボード型のシンプルなデザインです。乾電池式なので、コンセントの位置を気にせず使用することが可能。屋内はもちろん、屋外に持ち出して使用することもできますよ。また、幅約19cm、奥行き11.5cmとコンパクトなので、持ち運びもしやすいです。

こちらは連続印刷機能付き。同じラベルシールを50枚まで連続印刷することが可能です。オフィスやショップなど、ビジネスの場で使用するのはもちろん、お子さんの名前シールを作る際にも便利さを感じられるでしょう。
キングジム-テプラPRO SR170( 6,258円)
お名前タグ作成機能付きで子どものいる方におすすめ

お子さんがいる方に便利なお名前タグを作る機能を搭載しています。お名前タグメーカーが別途必要になりますが、リボンに名前を印刷し、輪っか状にして鞄や持ち物に取り付けることが可能に。シールを貼れない布地に付けたい場合に便利です。
また、ピッとコードという二次元コードを作ることも可能です。スマートフォンのデータと紐づけし、印刷したコードを読み取ることで、スマートフォン内の写真などを呼び出してくれるという機能です。よく使用するデータを二次元コード化することで、探す手間が省け、より快適にスマートフォンを使用することができますよ。
カシオ-ネームランドBiz(9,735円)
100種類のデザインロゴを内蔵

ACアダプターが付属されているタイプですが、乾電池でも使用することができます。電源供給が2通りあるので、電池切れの心配がある方はACアダプターを介して使用。また、コンセントのない場所へ移動して使用する場合は乾電池など、用途に応じて使用することができますよ。
よく使用される言葉やイラストを組み合わせたデザインロゴを100種類内蔵しています。必要に応じて選ぶだけで、印刷することが可能。何文字も打ち込む必要がなく、忙しい時間の合間を縫って印刷することができます。
キングジム-coharu(7,109円)
手のひらサイズのコンパクトなラベルプリンター

家のような形をした可愛らしいラベルプリンターです。縦が9.7cm、横が10.7cmととてもコンパクト。手のひらにも乗るサイズ感になっています。可愛い見た目は、インテリアとして飾ることも可能。見せる収納にもおすすめですよ。
coharuにはマスキングテープのようなデザインの専用テープもありますよ。マスキングテープのような可愛いデザインが施されており、無地では味気ないと感じる方にもおすすめ。プレゼント用に作るのはもちろん、手帳用のラベルシールを作ることもでき、毎日の楽しみを増やすことができるでしょう。
コクヨ-タイトルブレーン2(28,985円)
ビジネスシーンに便利なタックシール用のラベルプリンター

オフィスなどで書類をファイルに綴じたとき、どのページに何の書類があるかわかりにくく感じることはありませんか。そういったときに便利なタックシールを印刷してくれるのが、こちらのラベルプリンターです。手書きとは違い、統一感のあるタックシールを作ることができ、よりきれいな書類にまとめることができますよ。
ラベルプリンターと同じコクヨのタックシール専用になりますが、サイズに合わせて文字サイズを自動で変えてくれますよ。また、1枚だけ作る場合も、シールの位置を指定することが可能。タックシールを無駄に使用することはありません。
キングジム-テプラガーリー(5,881円)
収納に便利なカバー一体型

名前にある通り、女の子らしい可愛さのあるラベルプリンターです。パステルカラー仕立てになっており、可愛いものがすきな女性にも満足してもらえるデザインになっています。カバーと一体型になっており、カバー表面にはリボンが付属。インテリアとして飾ることもできますよ。
可愛いフォントが8種類内蔵されています。通常のゴシック体から手書き風のフォントまであり、貼る場所に合わせて変えることができますよ。文字やデザインにもこだわりたいという方にも、おすすめのラベルプリンターです。
ガラケー型でおすすめのラベルプリンター
ブラザー-PT-J100W(3,473円)
大画面液晶で入力した文字が見やすい

ボタンの数が少なく、シンプルなデザインのラベルプリンターです。難しい操作をしなくてもラベルシールを作ることができ、初心者の方にも使いやすいモデルになっていますよ。また、液晶が大きく、文字が見やすいので、よりスムーズに操作することができるでしょう。
入力した文字をそのまま印刷するだけでなく、デザイン文字として印刷するデコラベル機能も持っています。おしゃれなアレンジを加えたい方におすすめです。また、おしゃれな印刷データも多数搭載しているので、おしゃれなラベルシールを作りたい方も、こちらをチェックしてみてくださいね。
カシオ-ネームランドハンディモデル(4,980円)
手にフィットしやすい形状

手に持って使用する、縦型のハンディタイプになっています。持ったとき、手に馴染みやすいような形に仕上げてありますよ。サイズもコンパクトなので、場所を問わず、気軽に使用することができるでしょう。
テープ幅や行数によって、自動的に最適な文字サイズにしてくれる機能を持っています。自分で細かい設定をする必要がなく、機械操作が苦手という方にも使いやすくなっていますよ。必要な項目を簡単にラベルシール化したい方におすすめです。
スマホ連携型でおすすめのラベルプリンター
キングジム-テプラPRO MARK(12,980円)
ラベルプリンターに見えないおしゃれなデザイン

こちらは、一見ラベルプリンターには見えないおしゃれなデザインになっています。くすんだベージュとグリーンの2色あり、インテリアに合わせて選ぶことができますよ。ラベルプリンター本体もおしゃれなものを選びたいという方におすすめです。
専用アプリと接続し、使用します。自分で作ったとは思えない、おしゃれなデザインのラベルシールを簡単に作ることができますよ。また、高性能ヘッドを採用しているので、より鮮明できれいなラベルに仕上げてくれます。
ブラザー-ピータッチキューブ(11,873円)
専用アプリを使ってQRコード作成も

こちらはオートカット機能を搭載したラベルプリンターです。印刷が終わるごとに自動でカットしてくれるので、自分でシールをカットする必要はありません。連続印刷をした場合も自動でカットしてくれ、とても便利ですよ。
専用アプリを使用すると、QRコードも印刷することができますよ。家電製品に取扱説明書のQRコードを貼り付けておけば、不明な点が出たときにもすぐに対応することが可能に。取扱説明書を探す手間も省くことができます。
ブラザー-感熱紙ラベルプリンター(26,798円)
パソコンにも接続可能

スマートフォンだけでなく、パソコンやタブレットにも接続することが可能です。専用アプリや付属のソフトを使用することで、簡単にラベルを作ることができますよ。文字だけでなく写真も印刷することができ、幅広い用途で使用できるでしょう。
時間や日付の入ったラベルを作ることができます。時計の機能が内蔵されており、手作業で日付を変更する必要もありません。食品に貼る成分表示に日付を入れることもでき、オフィスや店舗での使用に最適と言えるでしょう。
カシオ-ネームランドi-ma(6,560円)
15種類のフォントで好みのデザインに仕上げられる

漢字やひらがな、英数字を合わせて15種類ものフォントが内蔵されています。貼るものや場所のイメージに合わせてフォントをかえることで、より自分を表現することができるでしょう。さまざまな種類のテープと合せることで、おしゃれに仕上げられますよ。
収納物を示すラベルシールを作る場合にも便利な機能がありますよ。ワードリストに内容を入力し、好みのデザインを選んで印刷するだけで、統一感のあるラベルシールを作ることが可能。文字数に関わらず長さも揃えることができ、まとまりのある部屋にすることができますよ。
キングジム-テプラPRO(42,520円)
切れにくくなったカッターの刃も交換可能

こちらは、キングジムのスマートフォンやパソコンに接続し使用するラベルプリンターの中でも最上位に位置するモデルです。50mmと幅が広いラベルテープにも対応しており、工場内やオフィスでの表示にも最適と言えるでしょう。45mの大容量テープも使用することができ、コストをカットすることも可能です。
通常のラベルプリンターは、カッターの切れ味が悪くなったと言っても自由に変えることが難しい場合が多いです。しかし、こちらは自分でカッターの刃を交換することが可能。使いたいときに使えなくて困るといったことはありません。
まとめ
多機能なラベルプリンターがおすすめ

ラベルプリンターについてご紹介してきましたが、おすすめしたいのは多機能タイプのラベルプリンターです。機能がたくさんあることによって、用途に合わせてラベルシールを作ることができますよ。用途やニーズに合ったラベルライターを使って、より快適な毎日を過ごしましょう。