急な予定が入り、ペットに餌をあげるタイミングが遅くなってしまう事がありますよね。ペット用自動給餌器を買おうか検討するも、たくさん種類があって結局何を買ったらいいのかわからないという方も多いでしょう。そこで今回は、ペット用自動給餌器を購入する際の選ぶコツや、おすすめのペット用自動給餌器をご紹介します。大切なペットと自分との生活にぴったり合う自動給餌器を探している方は、参考にしてみてくださいね。
ペット用自動給餌器の特徴
外出時でも決まった時間に餌があげられる
急に予定が入ったり、旅行へ行ったりと毎日同じ時間にペットに餌をあげるのは難しいです。自動給餌器なら、一度のセットで数日分同じ時間に餌をあげる事が可能。ペットの栄養不足も避けられ、毎日同じ時間に家にいなければいけないという、飼い主の小さなストレスも減らせます。
食生活のコントロールにもつながる
餌をペットの好きなタイミングで、食べたい量まであげていませんか。自動給餌器なら、ペットフードの既定量を適切なタイミングであげる事が可能。ペットの食生活はバランスのとれたものに改善され、肥満防止につながります。
ペット用自動給餌器の種類
フードストッカータイプ
大量保存が可能で長期不在でも安心
ストッカータイプは、タンクに大量の餌が保管でき、時間や量を設定すると餌がなくなるまで繰り返し出てくるタイプ。一度セットをしておけば、長期間にわたって、餌をあげる心配は不要になります。毎日同じ時間に自宅にいるのが難しい、忙しい方におすすめです。
ストッカータイプは、トレイタイプの様にウェットフードを入れる事ができません。一回に出てくる量も、細かく量を設定できないものも多く、ダイエットなどで食事量を正確に管理したいならトレイタイプの方がよいですね。その代わり、ストッカータイプには、遠隔でもペットの様子を見ながら餌の量の調節ができる機能があり、食事管理を機能面でカバーする事もできます。
トレイタイプ
手頃な価格でウェットフード対応可能なタイプも
トレイタイプは、容器に一食分の餌をあらかじめ入れておき、セットした時間になると蓋が開くタイプです。自分で量った餌を入れるため、一食分の量を正確にあげる事が可能。ウェットフードも使用可能なものが多く、ダイエット中や偏食しがちなペットを飼っている方におすすめです。
トレイタイプは、容量の大きいものでも最大8食分と少ないため、長期間不在の際に使用するのは難しいです。不在期間が長い場合は、フードストッカータイプと併用し食事に変化をつけましょう。トレイタイプは安価な商品が多く、ペット用自動給餌器を初めて購入する方にもおすすめです。
ペット用自動給餌器の選び方
衛生面で選ぶ
餌を保管するフードタンクは丸洗いできるものを
餌を保管するフードタンクは、出来るだけ清潔に保ちたいです。餌は直接ペットの体の中に入るもののため、不衛生では体調不良を引き起こす原因になりかねません。フードタンクは丸ごと簡単に取り外せるものを選んで。タンク自体も、洗いやすい凸凹の少ないものがベストです。最低でも週に一度は取り出して、丸洗いしましょう。
毎日洗う食器部分は取り外しが楽なものを選択して
フードストッカータイプの受け皿や、トレイタイプのトレイはペットが直接口をつける部分です。唾液のつく部分のため、衛生面を考えると毎日しっかり洗いたいですね。取り外すのは毎日の作業となるため、取り外しが楽なもので、容器も扱いやすいものを。食洗機を利用されている方は、食洗機対応かどうかも、チェックするとよいでしょう。
電源方式で選ぶ
電池切れの心配のないAC電源式
AC電源式は、自動給餌器が作動しなくなる電池切れの心配をする必要がありません。運用コストも安くメリットも多いのですが、家の中のコンセントの位置によって、設置場所が限定されるデメリットも。また、停電をした際に、全く作動しなくなるのは不安ですね。停電時には、乾電池式に切り替わる併用タイプの利用がおすすめです。
停電の心配や設置場所に困らない乾電池式
乾電池式は、停電になっても関係なく使用できるのが最大のメリットです。電源ケーブルがないため、設置場所に困らず、ケーブルの噛み癖のあるペットでも安心。メリットの多い乾電池式ですが、電池は高く、AC電源式よりも運用コストが高いです。また、電池残量をこまめにチェックするのは手間がかかる、というデメリットも。併用タイプを使用し、通常はAC電源式を、必要な時だけ乾電池式の利用をするのがおすすめです。
機能面で選ぶ
ペットのダイエットにも便利な給餌調節機能
給餌調節機能とは、1回にあげる餌の量をグラム単位で調節できる機能。ペットの1日の食事量バランスに合わせて、朝は少なめ夜は多めなど設定する事ができます。便利な少なめ設定は、体調不良で食欲がない時や、ダイエット中などにおすすめ。自動給餌器によって、それぞれ調節できる設定が違うため、購入の際には、給餌量や最大給餌回数も確認してくださいね。
カメラ機能があれば外出先でもペットの様子がわかる
自動給餌器を使用する長期不在時に、一番気になるのはペットの状態です。留守中のペットの様子を確認したいなら、カメラ機能付きのものがおすすめ。少し金額が高くなってしまうデメリットはありますが、留守中のペットをリアルタイムで観察できます。食事の様子などいつもとは違う状況に早く気づき、病気の早期発見につながります。
スマホと連動できれば時間や量を簡単に管理できる
外出先からスマホで、自動給餌器の遠隔操作が可能な機能があります。専用のアプリをインストールし、給餌の時間や量をスマホで操作。急に帰宅できなくなった時に、特に便利な機能です。餌の量や体重も管理できるため、ダイエット中のペットにおすすめ。カメラ機能もあるものなら、ペットの様子を見てから餌の量を調節することも可能です。
ケージに取り付けられるタイプなら倒される心配が少なくなる
もっと餌が欲しくて、蓋を開けてしまったり、おもちゃと勘違いして噛みついてしまったり。せっかく自動給餌器を設置しても、倒されてしまう機会は多いです。ケージに取り付けられるタイプは、転倒の心配もなく、ケージと一体となるため、設置場所も用意する必要がありません。受け皿の部分は可動式のものが多く、楽な姿勢で餌が食べられるため高齢のペットにもおすすめです。
ペット用自動給餌器のおすすめブランド・メーカー
YAMASA(山佐時計計器)
万歩計のようにペットの健康づくりを助ける
わんにゃんぐるめという、ペット用自動給餌器を販売する山佐時計計器。万歩計を50年以上作りつづけている会社で、ペット自動給餌についても10年以上の実績があります。デザインにファンシーなものが多いのも特徴。信頼のある会社から、かわいい自動給餌器を買いたい方におすすめです。
isyoung
多種のフードストッカータイプを販売
ペット用自動給餌器や自動水ディスペンサーを販売するisyoung。ペットグッズやアウトドア用品を販売するアメリカにある会社です。自動給餌器はフードストッカータイプのみ。設定が簡単なものから、遠隔操作可能なものまで多種取り扱っています。多くの選択肢の中から、自動給餌器を選びたい方におすすめです。
うちのこエレクトリック
サポート体制万全なペット用品専門メーカー
カリカリマシーンという、ペット用自動給餌器を販売するうちのこエレクトリック。ペット用品のみ販売している会社で、自動給餌器は省エネタイプや高機能タイプを含めて3種類販売しています。購入後のサポート体制も万全で、電話やメールで対応可能。安心できるサポートのある自動給餌器を選びたい方に、おすすめです。
Petoneer
高性能でシンプルな自動給餌器を販売
Nutri Visionという、ペット用自動給餌器を販売するPetoneer。ペット用品の他に空気清浄機などを販売している会社です。全体的に白を基調としたシンプルなデザインで、自動給餌器も給水器も高性能なもののみを販売。カメラ付きやスマホで遠隔操作できるものなど、高機能な自動給餌器を選びたい方におすすめです。
おすすめ&人気のペット用自動給餌器ランキング
フードストッカータイプでおすすめのペット用自動給餌器
うちのこエレクトリック-カリカリマシーン(9,200円)
必要な機能がすべて入った自動給餌器
トラブルに備えた自動給餌器です。電源はAC電源と乾電池、両方使用可能。災害時には自動で乾電池式に切り替わり、もしもの時に備えられます。モーターには自己保護機能があり、異変を感じた際は、警告音を鳴らして知らせてくれます。
タンクとトレイは丸洗いでき衛生的で、停電時でも電源供給できるなど、自動給餌器でほしい基本的な機能が揃っています。自動給餌器を初めて使ってみたいけど、何を買ったらいいのかわからないという方におすすめ。電話でのカスタマーサポートもあり、安心です。
Iseebiz-自動給餌器(6,280円)
噛みつきにくいユニークな形が人気
ペットのいたずら対策にぴったりの自動給餌器で、コードは、噛みつき防止のためカバーがついています。タンクの部分は、壊されるのを防ぐため、噛みつきにくい丸形。もし噛みついても、タンクとヘッドの部分は洗えるため、衛生的です。
餌を入れる蓋は、ペットが開閉できない回転式のもの。蓋を無理やり開けて、タンクの餌を食べてしまう食欲旺盛なペットでも安心ですね。何をあげてもおもちゃだと思って噛みついてしまう、遊び好きなペットにおすすめです。
ルスモ-ペットフード・オートフィーダ アドバンス(14,800円)
餌の補充タイミングがわかりやすい自動給餌器
設定操作がわかりやすいと評判の自動給餌器です。操作ボタンが少なく、次に入力する箇所も点滅してわかりやすいと、機械操作が苦手な方に好評。毎日設定変更が必要な、日によって食欲にばらつきのあるペットにおすすめです。
また、タンク内の量を把握しやすい自動給餌器で、画面にフード残量が常時表示されています。餌の量が300g以下になった場合は、ディスプレイが点滅する、便利なアラーム機能つき。つい餌の補充を忘れてしまいそうな方に、ぴったりの自動給餌器です。
うちのこエレクトリック-カリカリマシーンECO(9,380円)
場所を取らないシンプルな自動給餌器
見た目は小型の自動給餌器ですが、2.8Lも保管できます。1回の給餌は5gから、最大6回あげられるので、小食で1日に何回も餌をあげたいペットにおすすめ。飼い主の声を事前に録音し、餌をあげる際に再生できるので、不安な飼い主の留守中でも、ペットは安心して餌が食べられます。
通常自動給餌器は高さが40㎝程度ありますが、高さ28㎝とコンパクトです。本体にボタンや画面がなく、白色のすっきりとしたデザイン。どこにでも馴染みやすいシンプルな自動給餌器は、インテリアにこだわる方におすすめです。
MOXNICE-自動給餌器(8,199円)
大型犬や長期不在の方におすすめ
タンク内に7Lと大容量の保管が可能な、自動給餌器です。長期間の保管であっても、清潔に保てるよう、内部のパーツは取り外せて水洗い可能。上蓋はロックがかけられ、ペットに開けられ餌を食べられる心配も不要です。
給餌回数は最大4回、1回に5gから390gの量の餌があげられます。1回に390gあげられる自動給餌器は、大型犬を飼っている方や多頭飼いの方におすすめ。7L保管できるため、長期不在の方にもぴったりです。
isYoung-ペット用自動給餌器(7,465円)
乾電池式で大容量の自動給餌器
電源は単1乾電池3本使用する、乾電池式のみ。乾電池式は電池切れのタイミングが気になりますが、最大20日間使用できるため、数日の不在であれば心配なく使用できます。事前に飼い主の声を録音し、餌が出る際にペットに呼びかけ声が再生される機能があります。
タンクには5.5Lと大容量の保管が可能。給餌設定は1日最大3回まで、1回の給餌量は1から12杯の設定ができます。置き場所に制限があるためAC電源式は使えず、大容量の乾電池式の自動給餌器を探している方におすすめです。
YAMASA-わんにゃんぐるめ cd-600(9,980円)
給餌を教えてくれるお知らせメッセージ機能つき
給餌の10秒前に音楽が流れ、給餌のタイミングをペットに教えてくれる自動給餌器。音楽は、飼い主の声の録音した声に変更もできます。飼い主の声はペットに安心感を与えますので、不在時でもいつも通りの環境で餌を食べてもらえますね。
ペットが口をつけるトレイ部分は、プラスチック製。取り出しやすく、プラスチック素材は除菌をする事もできますので、より清潔に使用できます。10年以上前から販売している、信頼と実績のある自動給餌器。ロングセラーの自動給餌器を使用してみたい方におすすめです。
トレイタイプでおすすめのペット用自動給餌器
YAMASA-わんにゃんぐるめ cd-400(5,580円)
ウェットフードも安心なフードクーラー付き
常温でウェットフードをトレイに放置しておくと、気になるのが餌の傷み。2食分両方に、専用のフードクーラーをセットでき、餌が腐るのを防ぎます。トレイには、ドライフード約165gセット可能。フードトレイも取り外せて、水洗いができます。
設定は簡単なタイマー操作、タイマーは本体から取り外しができるので、容器を持ち上げる事なく楽に設定が可能です。置く場所に困らない乾電池式で、かわいらしい小型のデザイン。短期間の旅行中に、気軽に自動給餌器を利用してみたい方におすすめです。
petwant-オートペットフィーダー(3,580円)
6食分入るドライフード専用自動給餌器
ウェットフードは使用できませんが、ドライフードなら1食分約150gが6食分セット可能です。蓋はロックがついており、いたずらされる心配もなく安心ですね。トレイや蓋の部分は取り外せて、丸洗いでき衛生的です。
食事量の制限があり、毎回きっちり量って餌をあげている方には、量が曖昧なフードストッカータイプは不安ですね。しかし、保管できる餌の回数が少ないものが多いのが、トレイタイプ。正確な量をあげられるトレイタイプで、保管する餌の回数が多めのものを探されている方におすすめです。
WAGWAG-オートフィーダー(6,990円)
2WAY電源可能なトレイタイプ
トレイタイプには珍しい、AC電源と乾電池両方使用できる自動給餌器です。緊急時のみ、乾電池をバックアップ電源として使用すれば、電池代を気にせず毎日使用できますね。ウェットフードも使えて、最大5食分のフードの保管が可能です。
蓋にはロック機能があり、開けられて食べられる心配もありません。蓋がスライドする際、異物を感じた場合はストップさせる機能があり、ペットが手を入れてしまっても怪我をせずに安心。災害時は電池式になり安心で、日常は電源代を気にせず使えますので、毎日トレイタイプを使用されたい方に、おすすめです。
pawise-自動餌やり器(2,680円)
1食用の自動給餌器
タイマーを回すだけでセットできる、設定が簡単な1食分の自動給餌器です。300gセットができ、ドライフードとウェットフード両方使用可能。保冷剤も入れられますので、ウェットフードの鮮度を保つのに安心です。
トレイも丸洗いでき、衛生面も問題なし。早朝にペットにご飯をせがまれ、起こされてしまう方の睡眠時間の確保のためや、1泊旅行を計画している方など、一食だけ自動給餌器が必要な機会はありますね。一食用の自動給餌器を探している方におすすめです。
カメラ機能付きでおすすめのペット用自動給餌器
うちのこエレクトリック-カリカリマシーンSP(17,800円)
最大8名までスマホアカウントをシェアできる
スマホで、給餌のタイミングや量の設定が可能です。給餌が完了するとメッセージが来る機能もあり。カメラでペットの様子を見ながら話しかけ、お留守番のご褒美として遠隔からもボタン一つで餌をあげることもできます。
安心のW電源で、停電時のみ電池に切り替わる仕様のため、もしもの時でも安心です。遠隔操作のできるスマホアカウントは、最大8名までログイン可能。家族全員がアプリで、ペットを見守りたい方におすすめです。
CiaoPolice-全自動給餌器(14,780円)
いたずら好きのペットの見守りにぴったり
暗視モードを搭載した高性能な見守りカメラで、暗闇でも撮影が可能です。せっかくのカメラ付きでも、暗い場所では上手くペットの様子が見えないものも多いのが現状。CiaoPoliceなら夜中にペットの様子が見たい時でも、確認できて安心ですね。
動体検知機能を搭載。動くものを検知した際に自動録画、検知をしたタイミングでスマホに通知する事もできます。もし、ペットが自動給餌器に近づいていたずらをした場合には、遠隔から声の注意も可能。好奇心旺盛なペットを飼っている方におすすめです。
Take-One-ペット用自動給餌器(19,690円)
チャットサポートで操作に困っても安心
5gから回数は最大20回まで、スマホで給餌タイミングの設定ができます。心配な餌切れですが、タンクが空になった場合は、遠赤外センサーで探知しアプリの通知でお知らせ。2.8L保管できるタンクもトレイも取り外せて、丸洗いもでき衛生的です。
初めて自動給餌器を使う方にとって、不安な操作方法。わからない点が出てきた場合は、写真や動画付きでわかりやすいチャットでの相談が可能です。高機能な自動給餌器の設定に自信のない方に、おすすめです。
Petoneer-Nutri Vision(14,960円)
音声アシスタント対応の自動給餌器
内蔵しているカメラが高画質な夜間撮影用カメラで、広角レンズを使用し、夜間でも広範囲でペットの写真が取れます。電源は2WAY電源可能で、AC電源とモバイルバッテリーの使用が可能。もしもの時用に、電池を用意する必要がないのが、嬉しいですね。
Amazon Alexa対応で、スマホを手に出来ないくらい忙しいタイミングでも、声で餌があげられます。カメラはできるだけ高画質のものを使用したい方におすすめ。音声アシスタントを使って自動給餌器を使用したい方にもぴったりです。
まとめ
高機能なフードストッカータイプのペット用自動給餌器がおすすめ
ペット用自動給餌器を飼い主が留守中でも安心して使いたいなら、高機能なフードストッカータイプの自動給餌器がおすすめです。フードストッカータイプは、トレイタイプと比べて、餌の大量保存が可能で、餌を何度も補充する手間がかかりません。カメラ付きでスマホ操作も可能なものを選べば、遠くからでもペットの様子が見られてもっと安心ですね。今回はおすすめのペット用自動給餌器をランキング形式でご紹介しました。ぜひ自分のライフスタイルに合ったペット用自動給餌器を手に入れて、離れていてもペットとコミュニケーションを取って下さいね。