キャンプや旅行のように荷物が多くなるシーンでは、荷物が多くなりがちですよね。手持ちのバッグではうまくパッキングできないとお悩みではありませんか。たくさんの荷物をスッキリ収納して持ち運ぶには、ダッフルバッグがおすすめです。種類が多くどれにしていいか決めかねている方に向けて、今回はダッフルバッグの選び方やおすすめをご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
ダッフルバッグのメリット
耐久性が高く軽量で荷物がたくさん入る
ダッフルバッグは海軍水兵が船に乗り込むときに荷物を入れるために使うバッグが元になっています。海軍水兵は袋状のバッグを肩に担ぐように持っていましたが、現在流通しているダッフルバッグは、耐久性はそのままに軽量で荷物が沢山入るタイプが主流です。荷物が多いシーンで活躍してくれますよ。
スポーツやアウトドアまで幅広いシーンに対応
耐久性という意味ではキャンバス生地が人気ですが、スポーツやアウトドアというシーンではナイロンやポリエステルなど軽量素材を使用したものが多く見られます。サイズや素材は使うシーンに合わせて選べますし、タフなバッグが欲しい方にもおすすめです。
ダッフルバッグのデメリット
カギがないのでセキュリティ面での懸念がある
ダッフルバッグは海外旅行にも持っていけるタフさが魅力ですが、スーツケースのように鍵が付いていません。機内持ち込みができるコンパクトサイズなら自分の近くに置いておけますが、機内持ち込みができない大きいサイズはセキュリティ面での懸念があります。海外旅行で荷物を預けるような場合は、別売りの鍵を購入して使って対処しましょう。
ダッフルバッグの種類
2WAYタイプ
ジムや1泊旅行など荷物が少ないときに便利
スポーツジムや1泊旅行のように、あまり荷物が多くないシーンには2WAYタイプのダッフルバッグがおすすめです。2WAYタイプは、持ち手を持って使う方法と、ストラップでショルダーバッグとして持つ2通りの使い方ができます。荷物が少ない場合は持ち運びにもそれほど苦労しないので、気軽に持ち歩けるのがポイントです。
スポーツジムのロッカーに置いてトレーニングをする間や、旅行先の宿にダッフルバッグを置いて出かけるような場合はセキュリティ対策をしておくと安心です。貴重品だけサコッシュやポーチに入れて持ち歩くか、セキュリティ対策として鍵を取り付けておくことをおすすめします。ダイヤル式なら鍵を持ち歩かずに済むので便利です。
3WAYタイプ
長距離移動にはリュックとして背負える
キャンプや海外旅行のように荷物が多い場合は大きいサイズのダッフルバッグが便利です。ただし荷物が多いとその分重量も増えますよね。バッグを手に持って長い距離を歩いたり移動したりする場合は、リュックとして背負える3WAYタイプがおすすめです。
背負うことで負担を分散できますし、両手が空くので歩きやすいなどのメリットもあります。普段遣いで荷物が多くなるような場合にも、3WAYタイプを選べば背負えるので便利ですよ。コンパクトサイズの3WAYタイプなら自転車やバイクに乗るようなときにも使いやすいでしょう。
ダッフルバッグの選び方
サイズで選ぶ
デイリーユースには50L程度のコンパクトサイズ
ダッフルバッグはサイズによっても使い勝手が変わってきます。通勤や通学、部活やスポーツジムに行くというようにあまり荷物が多くないシーンには、コンパクトサイズが使いやすくておすすめです。デイリーユースなら30L前後を、1泊旅行や遠征に行くような場合は50Lくらいあると安心です。メーカーによっては、XSやSという表記の場合もあります。目安としてはXSが30L、Sが50Lくらいと覚えておくといいでしょう。
海外旅行やアウトドアには100L以上の大容量サイズ
海外旅行や釣りやキャンプのような荷物が多いシーンには、大容量サイズのダッフルバッグがおすすめです。大容量サイズといっても幅がありますので、目的に合わせて最適なサイズを選びましょう。一般的には70L前後から大容量サイズと呼んでいます。70LをMと表記する場合もありますので、寸法もチェックしておくといいでしょう。150Lの大容量サイズなら、長期の海外旅行や泊りがけで行くキャンプにも対応できます。
使いやすさで選ぶ
荷物が多いときはパッキングしやすいものを
パッキングしやすいことを重視する場合は、開口部をチェックしましょう。サイズが大きくて荷物をたくさん収納できても、開口部が狭いと出し入れするときに不便ですしストレスを感じることもあります。開口部はフルオープンかU時型に開くタイプがパッキングしやすいのでおすすめです。大きく開けば中身がひと目で分かり荷物の出し入れもしやすくなりますよ。
ポケットが多いと小さな荷物の整理に便利
海外旅行やスポーツの遠征試合にいく場合は、荷物が多くなりがちです。ダッフルバッグは荷物が多いときもたっぷりはいるのが魅力ですが、何でもかんでも詰め込んでしまうと後でどこに何があるのかわからなくなってしまいます。使いやすさで選ぶなら、ポケットやメインスペース仕切りがあるタイプがおすすめです。両サイドにもポケットがあると、すぐに取り出したいものを入れておけますよ。
機能や性能で選ぶ
アウトドアには防水や撥水加工があると安心
釣りやキャンプや登山などアウトドアでは、突然雨に降られることもありますし水辺で荷物が濡れてしまうことも想定しておかないといけません。大切な荷物を雨や水から守るには、防水や撥水加工を施したものを選びましょう。少しの雨なら撥水加工でも対応できますが、大雨には防水機能がある方が安心です。ファスナー部分からも水が入り込むので、防水ファスナーであるかどうかもチェックしましょう。
スポーツシーンには抗菌や消臭効果があると便利
スポーツジムでトレーニングをしたり、趣味のスポーツを楽しんだりした後は汗で汚れた衣類を入れますよね。このときバッグ内に雑菌が繁殖し、不衛生な状態になり悪臭の原因にもなりかねません。汗で汚れたウエアやタオルを入れる場合は、抗菌・消臭機能があるダッフルバッグを選びましょう。衛生的に使うために、汚れた衣類を入れるビニール袋を使うのもおすすめです。
ダッフルバッグのおすすめブランド・メーカー
NIKE(ナイキ)
シーンに合わせて選べる機能性の高さが魅力
スニーカーやウエアまで幅広いスポーツ用品を手掛ける人気ブランドです。ダッフルバッグも選択肢が豊富で、デイリーユースからアウトドアまでシーンに合わせた選択肢が豊富に揃っています。デザイン性や機能性に優れたダッフルバッグを選びたいときにおすすめです。
NORTH FACE(ノースフェイス)
スタイリッシュでカラーバリエーションが豊富
コンパクトサイズから大容量まで、サイズ展開が豊富。また、各サイズでのカラーバリエーションも充実しています。アウトドアブランドということもあり、見た目の良さだけでなく耐久性や機能性に優れているのもポイントです。
GREGORY(グレゴリー)
過酷な環境にも対応できる頑丈さが魅力
アウトドアで使用することを想定して作られたタフなバッグが多数。また、タフなだけでなくどんなシーンにも合うシンプルで飽きのこないデザインが充実しています。デイリーユースやアウトドアでヘビーユーズしたい方にもおすすめです。
Avirex(アヴィレックス)
ミリタリーウェアブランドのクールなデザイン
アヴィレックスはアメリカ生まれのブランドで、アメリカ空軍にフライトジャケットを提供していたことでも知られています。ミリタリーウェアが中心ですが、ダッフルバッグも扱っています。耐久性が高くアウトドアやバイカーにも人気のダッフルバッグはデイリーユースにおすすめです。
おすすめ&人気のダッフルバッグランキング
小さめでおすすめのダッフルバッグ
GREGORY-DUFFEL BAG XS (7,880円)
コンパクトでも大容量
XSサイズ、つまり20Lのサイズはタウンユースに最適です。XSというと小さい印象ですが、1泊旅行にも使えるので見た目よりも収納力があります。ファスナーはフルオープンすれば開口部が大きく開き、荷物の出し入れがスムーズです。
サイドには広めのポケットが付いており、すぐに取り出したい小物を入れておけます。ショルダーストラップは付いていません。ただし、バックル付きなので別売りのストラップを取り付ければショルダーバッグとしても使えます。
MAMMUT(マムート)-CARGON (18,000円)
ベルトを付け替えれば3WAYとして使える
スポーツの遠征試合や1泊旅行にも使えるコンパクトなのにたっぷり入るサイズです。ベルトの位置を変えれば、ショルダーバッグやリュックとして背負うこともできます。太めのストラップは荷物が重いときにも食いこみにくく、背負いやすいのがポイントです。
内部には3つの仕切りがついていて荷物の整理がしやすく、フラップの内側にも2つのポケットが付いています。荷物が少なく軽いときは、ショルダーストラップをつなげてハンドルとして持てます。シーンに合わせて使い分けたいときにおすすめです。
THE NORTH FACE-BCダッフル S (15,345円)
汗や汚れに強い
筒型で丸みのあるフォルムが印象的です。耐摩耗性や耐久性の高いTPEラミネート素材を採用しているので過酷な環境にも耐えられるタフなバッグが欲しい方におすすめです。汗や汚れにも強いので、スポーツやアウトドアにも活用できます。
サイドにはファスナー付きのポケットとキャリー用のハンドルが付いており、4本のストラップを使い分け3WAYで使えるのも魅力です。開口部はD型に開くファスナーで荷物の出し入れもストレスなく行なえます。フラップ裏のメッシュポケットには小物を入れておけますよ。
INCASE EO-TRAVEL DUFFEL (19,149円)
どんなシーンにも合うシンプルさが魅力
ダブルファスナーで開口部が大きく開き、15インチのMacBookもすっぽりと入ります。メインスペースの内側には、スマホや鍵や財布を入れておくのに便利なポケットが付いています。使い勝手のいいシンプルなデザインのダッフルバッグが欲しい方におすすめです。
ハンドル部分にはグリップカバーが付いているので、荷物が多く重いときもしっかりと握れます。ストラップを付けてショルダーバッグとしてのアレンジも可能です。ストラップにもカバーがついていて肩への食い込みを防いでくれます。
New Balance-トレーニング デイ ダッフルバッグ スモール (2,900円)
コの字型ダブルジップで使いやすい
15Lのコンパクトサイズは、スポーツジムやデイリーユースに丁度いいサイズが欲しいという方におすすめです。開口部はコの字型に開くダブルジップを採用しています。大きいものもストレスなく出し入れできますよ。
メインスペースには内ポケットとペンホルダーがあり、サイドにはメッシュポケット、背面にはマジックテープのポケットが付いています。文房具やスマホ、財布を分けて収納したいときにも便利です。ハンドルとショルダーストラップを使い分けられます。
大容量でおすすめのダッフルバッグ
Marmot-Long Hauler Duffie Bag-XLarge (20,800円)
トップオープンで使い勝手がいい
摩耗や引き裂けに強いバレスティック素材を使用した、トップククライマーからの支持率が高い丈夫なダッフルバッグです。トップがU字型に開くので中身が見やすくなっています。荷物の出し入れのしやすさを重視したい方におすすめですよ。
フラップの内側には小物収納に便利なポケットがあり、サイドにはU字型に開くファスナー付きポケットも付いています。110Lとたっぷり入るので、鍵を付ければ海外旅行にも活用できます。荷物が多く重いときはリュックとして背負えるので安心です。
porter-3WAY BOOTH PACK (50,050円)
キャンプから海外旅行まで幅広く対応
丈夫な生地と使い勝手の良さに定評のあるporterのダッフルバッグは、フルオープンで中身が見やすいのがポイントです。スーツケースのように2つに開くのでパッキングも楽です。仕切りスペースにはメッシュ素材を採用しており、どこに何があるかが一目瞭然です。
ファスナー付きのマチは荷物が多いときに調整できます。また、ストラップを使わないときはボタンで留めればスッキリ収納しておけます。3WAYで使える大容量サイズは、海外旅行に持っていきたいときにもおすすめですよ。
Karrimor (カリマー)-ダッフルバッグ (5,828円)
使わないときは折りたためる
70Lサイズのダッフルバッグは大荷物の持ち運びには便利ですが、使わないときに邪魔になりがちです。カリマーのダッフルバッグは折りたたみが可能。荷物が多くなる可能性がある場合に備えサブバッグとして持っていきたいときにおすすめです。
サイドまで大きく開くファスナーは出し入れがしやすくなっています。また、フロントと両サイドに付いたクラブハンドルは、荷物を持ち上げるときに重宝します。ショルダーストラップにはパッドが付いており肩への負担を軽減できますよ。
NIKE-ブラジリア ダッフル M (3,700円)
合宿や遠征に使いやすいサイズ
ナイキのブラジリアは、シンプルなデザインで使い勝手のいいダッフルバッグが欲しい方におすすめです。トップ部分はフルオープンのダブルジップを採用しています。小さいものを収納したい時に便利なポケットも充実していますよ。
ショルダーストラップにはパッドが付いているので、荷物が多いときは肩かけて持つことができます。部活の合宿や遠征試合にも使い勝手のいいサイズです。また、お手頃価格なのでコスパの良さを重視したいときにもおすすめです。
Coleman-ダッフルバッグ (9,480円)
長期の旅行にも使えるたっぷりサイズ
大容量のダッフルバッグは、荷物が多くなる1週間前後の旅行にもおすすめです。80Lあれば大荷物にも対応できます。U字型の開口部は大きく開くので、たくさんの荷物もストレスを感じることなく収納しやすいのがポイントです。
サイド部分にはシューズを入れておける独立したスペースがあり、反対側にはメッシュポケットが付いています。ショルダーストラップは取り外せるので、シーンに合わせて使い分けが可能です。サイドのジップポケットには仕切りがあり、ペンやスマホを入れておけます。
おしゃれなデザインでおすすめのダッフルバッグ
BURTON-Multipath Duffel (7,788円)
内部へのアクセスがしやすい
スノーボードやサーフウエアで有名なバートン。スタイリッシュなダッフルバッグを持ちたい方におすすめです。U字型のダブルジップはフルオープンすると中身がよく見え、荷物の出し入れもスムーズでストレスなく使えます。
人間工学に基づきデザインされたハンドルは握りやすくなっています。荷物が重いときはショルダーやリュックとして背負うことも可能な3WAYタイプです。外側から内側にアクセスできるポケットや、外側に小物を入れておけるポケットも付いています。
Columbia-2WAY ダッフルバッグ (13,750円)
スポーツやアウトドアに最適
2WAYタイプは手持ちハンドルとショルダーとして持つというのが定番ですが、バッグとリュックで使い分けできる2WAYタイプです。フロントとサイドにはそれぞれにU字に開くファスナーが付いています。そのため、どちらからも荷物を出し入れできます。
サイドパネルにはファスナー付きのポケットがあり、すぐに取り出したいものを入れておきたいときにも便利です。40Lサイズは小旅行に持っていきたいときにも重宝します。スポーツやアウトドアまで幅広く使いたい方におすすめです。
le coq sportif-2WAYバッグ (5,390円)
カラーリングがおしゃれ
ダッフルバッグはシンプルなデザインやカラーが多いイメージですが、おしゃれに持ちたい方にはこちらがおすすめです。トレードマークの鶏のロゴとカラー使いがおしゃれです、年齢や性別を問わず、幅広い世代におすすめですよ。
見た目の良さだけでなく、U字に開く開口部やサイドポケットなど使い勝手の良さも魅力です。スポーツシーンから旅行まで幅広く使えますよ。ハンドルグリップはしっかりと握れますし、ショルダーストラップで斜めがけにして使ってもいいでしょう。
AVIREX-EAGLE (9,240円)
ミリタリーファッションからアウトドアまで幅広く対応
EAGLEは、キャンバス生地を採用した筒状のダッフルバッグです。収納力に優れており、サイドに設置したファスナーを開けると内部へのアクセスが可能で、小物を収納できるポケットも充実しています。デザインと機能性を重視したい方におすすめです。
手持ちストラップの他に、ショルダーストラップを肩にかけて使うこともできます。内側には防水加工を施した生地を採用しているので、アウトドアにも安心です。ミリタリー感溢れる雰囲気はバイカーにも選ばれています。
まとめ
使い勝手のいい3WAYなダッフルバッグがおすすめ
ダッフルバッグは荷物が多いときに本領を発揮しますが、荷物が少ないシーンにも使えるのが魅力です。手に持って使う日もあれば、ショルダーバッグとして肩から下げたり、リュックとして背負ったりすることもあるでしょう。3WAYタイプならあらゆるシーンに対応できます。これから購入を考えている方はぜひ3WAYタイプをチェックしてみてください。