ケーキ作りや野菜を洗うなど、ボウルは便利な調理道具ですが、熱に弱いボウルだとそのまま温めることができません。別の容器に移し替えるなどの手間が増えるので、面倒に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが耐熱ボウルで、ボウルごと電子レンジで温めることができます。今回はそんな耐熱ボウルの種類や選び方、人気の商品について紹介いたします。新しいボウルを探している方や、調理の手間を省きたい方は是非こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
耐熱ボウルの特徴
熱に強く電子レンジで使用可能
調理で使われるボウルは深さがあり、形状を利用して食材を混ぜたりするのに使われます。中でも耐熱ボウルと呼ばれるタイプは耐熱温度が100℃以上あるのが一般的で、容器ごと電子レンジで調理することが可能です。食材の下ごしらえと温めが耐熱ボウル一つでできるので、調理もスムーズに進みます。
オーブンでも使えると豊富なレシピに対応できる
耐熱ボウルの素材によってはオーブン使用可能のものもあります。通常オーブン調理となると、耐熱温度の高い別の容器が必要です。しかし耐熱ボウルで代用できれば気軽にオーブン調理に挑戦できるので、今まで以上に料理のレパートリーが増えそうですね。
耐熱ボウルの素材
ガラス製
オーブンでも使える万能タイプ
電子レンジが使える耐熱ボウルはたくさんありますが、ガラス製はオーブン調理も可能です。そのためボウルで混ぜたケーキの生地をそのままオーブンで焼くこともできるので、お菓子作りもはかどります。お菓子作りは洗い物が増えて面倒と感じていた方は、是非ガラス製の耐熱ボウルを使ってみてくださいね。
ガラス製の耐熱ボウルは傷が付きにくく、臭い移りも少ないという利点があります。また重みがあるので、調理中も安定感があるのも特徴です。価格は1,000円以上のものが多く、他の素材の商品よりかは高い価格設定になっています。しかしガラス製は耐久性に優れているので、一つのものを長く使い続ける方におすすめです。
プラスチック製
軽くて割れにくくリーズナブルなものが多い
プラスチック製の耐熱ボウルは軽いのが特徴で、床に落としても割れにくい特徴もあります。また半径21cmの耐熱ボウルも500円以下で購入できるなど、価格が安いのもプラスチック製の魅力です。サイズ違いでいくつも買い揃えたい方におすすめですよ。
プラスチック製はオーブンでは使えません。しかし電子レンジでは使用できるので、普段の調理ならプラスチックで十分という方もいらっしゃることでしょう。またプラスチック製はデザインのバリエーションが多く、グリーンやオレンジといったポップなカラーを展開しているものもあります。
ポリカーボネート製
酸に強く耐久性も優れている
ポリカーボネートとはプラスチックの一種で、最近日本でも使われるようになった素材です。注目すべきは酸に強い点で、一般的なプラスチックは酸に弱い性質があり、劣化を早める原因となります。しかしポリカーボネート製はそういった心配も少なく済みます。
プラスチック製と同様、ポリカーボネート製の耐熱ボウルが対応しているのは電子レンジのみです。重量も軽くプラスチック製に似た使い心地ですが、耐久性の観点からするとポリカーボネート製の方が優れています。プラスチックの良さをそのままに、長く使える丈夫な耐熱ボウルを探している方におすすめです。
耐熱ボウルの選び方
サイズで選ぶ
使い勝手が良いのは20~25cm
様々な調理で使いやすいのは直径が20~25cmで、容量にすると約1.5~2.5Lの耐熱ボウルです。20~25cmあれば生クリームの泡立てやケーキの生地作りなど、混ぜる作業の時に具材が飛び散る心配も少なく済みます。また大き目のボウルを使えばハンバーグの具材もしっかりこねることができ、ボウルの中で成形することも可能です。毎日料理をする方や一度にたくさんの食材を調理する方は25cm程度、普段はあまり料理をしない方や調理道具の収納スペースに困っている方は20cm程度のものがおすすめですよ。
ミニサイズの耐熱ボウルは少量の調理に便利
ソース作りやお弁当のおかずなど、具材が少量の時もありますよね。そんな時におすすめなのが直径約10~15cmのミニサイズの耐熱ボウルです。ミニサイズのタイプは場所を取らないのでキッチンの作業スペースを広く確保することもできますし、収納場所にも困りません。ドレッシング作りや味見用など、ちょっと使いができる耐熱ボウルをお探しの方にはミニサイズがおすすめです。
耐熱性で選ぶ
「耐熱温度」は熱に対して容器が耐えられる温度の目安
耐熱温度はパッケージだけではなく、ボウルの底にも記載されていることがあります。中には耐熱温度の表示がなく「オーブン可」などの表記しかないものもありますが、オーブンで使用できるタイプはおよそ300℃程度の耐熱温度があるのが一般的です。そこで耐熱ボウルを幅広く使いたい方には耐熱温度が300℃、もしくはオーブン可となっているものがおすすめとなります。
既に温めたものを急冷する場合は「耐熱温度差」も確認
耐熱温度差とは急な温度の変化にも耐えることができる温度差のことです。例えば耐熱温度差が120℃の場合の容器なら、100℃に温めた状態から急に冷水に付けても大丈夫という目安になります。また冷凍庫から出してすぐに熱湯をかけても、耐熱温度差を越えなければ容器は破損しないということです。温めたボウルを冷水に浸す場合や食材に熱した油をかけて調理をする場合は、耐熱温度差が120℃以上あるものを使うようにしましょう。
中身に適した付随機能で選ぶ
粉や液体には注ぎ口や目盛り付きが便利
ボウルの中の食材を別の容器に移し替えにくいのを、ストレスに感じる方もいらっしゃることでしょう。そんな方におすすめなのがボウルの縁に注ぎ口が付いているタイプで、ボウルで作ったドレッシングをサラダにかける時などにも便利です。またボウルの側面に目盛りが付いており、軽量カップなどを使う必要がないタイプもあります。使う調理道具が減れば洗い物も少なくなり時短に繋がるので、調理時間を少しでも短縮したい方におすすめです。
パスタなどの食べ物を保存するなら蓋付き
耐熱ボウルは調理道具としてだけではなく、食材の保存容器としても使えます。特に蓋付きのものはラップを用意する必要がないので経済的です。また蓋だと重ね置きすることもできるので、冷蔵庫などスペースが狭い場所での収納に助かります。耐熱容器なら調理から保存まで一つの容器で済み後片付けも簡単なので、仕事や家事で忙しい方におすすめです。尚、蓋は電子レンジに対応していないこともあるので注意しておきましょう。
食洗器対応だと油汚れが残る食材を入れても簡単に洗える
油分を多く含む食材を扱った後の耐熱ボウルは洗うのが大変です。しかし食洗器を使えば高温のお湯で洗い流すので、落ちにくい油汚れも綺麗に洗うことができます。そこで耐熱ボウルを選ぶ際は、食洗器対応のものがおすすめです。但しお使いの食洗器によってはプラスチック製やポリカーボネート製など、軽いものを洗うことができない場合もあります。
耐熱ボウルのおすすめブランド・メーカー
ハリオ
高品質で人気があるガラスブランド
ハリオは1921年に創業したガラスメーカーです。ティー関連器具の製造を中心としていますが、耐熱ボウルなどの調理道具なども展開しています。耐熱ボウルはガラス製のものがメインで、シンプルなデザインで使いやすいと定評があります。
エンテック
日本の企業でポリカーボネート製の耐熱ボウルを製造
エンテックは自社工場を持ち、そこで全ての製品を製造しています。デザインに派手さはないものの、使いやすい製品が多いのが特徴です。エンテックの耐熱ボウルにはポリカーボネートが使われており、軽くて耐久力があると評判となっています。
iwaki
シンプルで使いやすい製品を数多く製造している国内ガラスメーカー
家庭用の耐熱ガラス食器を製造し、スーパーでの取り扱いも多いので認知度もあります。Iwakiの耐熱ボウルは耐熱ガラスを使用しており、オーブンでの調理も可能です。飽きのこないデザインで、幅広い年代の方々に愛されています。
ヨシカワ
価格は抑え目だが製品にはこだわりが詰っている
新潟にあるキッチン用品メーカーで、プラスチックや金属など様々な素材の製品を取り扱っています。ヨシカワの耐熱ボウルはプラスチック製で、価格は300~600円と購入しやすいのが特徴です。また目盛り付きなど、便利な機能が備わっているものもあります。
おすすめ&人気の耐熱ボウルランキング
ガラス製でおすすめの耐熱ボウル
ハリオ-耐熱ガラス製ボウル2個セット(1,141円)
深さがあり具材を混ぜやすい
こちらで紹介するハリオの耐熱ボウルはガラス製で、容量1,500mlのMサイズと、容量2,200mlのLサイズの2個セットです。Mサイズは径187×高115mm、Lサイズは径210×高120mmdeで、デザインは深型になっています。そのため具材が泡立てやすく、飛び散りやすい生クリームの泡立てなどに便利です。
耐熱温度差は120℃あり、電子レンジだけではなくオーブンでも調理することができます。また食洗器に対応しているので、後片付けも簡単です。深さを活かせば高さのあるスポンジも作れるので、お菓子作りが好きな方にもおすすめですよ。
パイレックス-耐熱ボウル2.5L(1,230円)
シンプルなデザインでそのまま食卓にも出せる
底に白抜き文字で「pyrex」とデザインされており、シンプルながら見栄えする耐熱ボウルです。パイレックスの耐熱ボウルには強化ガラスが使用され、電子レンジやオーブン、食洗器で使うことができます。また冷凍庫に入れることもできるので、余った食材を保存する時にも便利です。
直径23.5×高さ10cmとやや幅広の形状をしており、サラダにドレッシングをかけるなど、具材をまんべんなくかき混ぜる時に便利です。しかもサラダボウルとして食卓に出すこともできるので、一石二鳥になりますね。パイレックスの耐熱ボウルは毎日の食事にサラダが欠かせない方におすすめです。
イワキ-ベーシックボール2.5L(1,217円)
熱に強く電子レンジやオーブン調理可能
耐熱温度差が120℃あるので、調理中の急な温度変化にも対応できます。これなら冷えた容器に熱いお湯を注ぎ、うっかり破損させる心配も少なく済みますね。但しオーブン調理をした場合は容器が高温になり、温度差が大きくなるので注意が必要です。
持ち手のないボウルは持ちにくく、特に容器が熱い時はミトンを着用するので滑って落としそうになりますよね。しかしイワキのベーシックボールの縁部分には厚みがあり、持ち手にすることができます。オーブンやトースターなど、耐熱ボウルで高温調理をするのがメインになる方におすすめです。
アルキュイジーヌ-ミキシングボール21N(1,324円)
フランス生まれの見た目がおしゃれな耐熱ボウル
アルキュイジーヌとはアルク・インターナショナルが手掛けるブランドで、主な製品は耐熱食器です。そんなアルキュイジーヌのミキシングボールは直径218×高さ108mm、容量が2Lあります。フランス製ではありますが日本の丼ぶりに似た形をしており、どことなく親しみがあるデザインです。
驚くべきはその品質で、耐熱温度差はなんと150℃もあります。同じガラス製でもiwakiのベーシックボールは120℃というのを考えると、アルキュイジーヌのものはかなり強化なガラスで作られていることが分かりますよね。おしゃれなデザインが際立つアルキュイジーヌのミキシングボールは、お菓子作りにもおすすめです。
パイレックス-耐熱ボウル3.6L(1,580円)
大容量で一度にたくさんの食材を調理可能
パイレックスの耐熱ボウル3.6Lは同シリーズの中では最大サイズで、具材をたっぷり入れることができるのが魅力となります。家族分の餃子を手作りするなど、料理好きな方にもおすすめです。また食洗器にも対応しているので、肉の油がひどい時は食洗器で綺麗に洗うこともできます。
デメリットとしてはボウル自体が重たい点で、パイレックスのこちらの耐熱ボウルの重さは1.27kgもあります。そのためてんぷらを油で揚げる時の様に、ボウルを片手に持ちながらの調理は不向きです。しかし底がしっかりしており安定感もあるので、具材を混ぜる時やこねる時に適しています。
ニトリ-深型耐熱ガラスボウル18cm(814円)
使い勝手の良いサイズ感が魅力
大きすぎず使いやすい18cmの耐熱ボウルです。高さは約8.3cmの深型で、食材を混ぜるなどの作業も行いやすいのが魅力。ガラスボウルは大きすぎると扱いに神経を使いますが、18cmという気負わずに使うことができるサイズも魅力です。
オーブンや電子レンジでの調理にも使用できるので、料理の幅を広げてくれます。さらに、食洗器対応なのであと片付けも簡単なのがポイント。傷や食材のにおいなどが付きにくいので、肉料理や魚料理などにも安心して使えます。
ガラス製でおすすめの耐熱ボウルの比較表
商品画像 | ||||||
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ブランド | ハリオ | パイレックス | イワキ | アルキュイジーヌ | パイレックス | ニトリ |
商品名 | 耐熱ガラス製ボウル2個セット | 耐熱ボウル2.5L | ベーシックボール2.5L | ミキシングボール21N | 耐熱ボウル3.6L | 深型耐熱ガラスボウル18cm |
価格 | 1,141円 | 1,230円 | 1,217円 | 1,324円 | 1,580円 | 814円 |
特徴 | 深さがあり具材を混ぜやすい | シンプルなデザインでそのまま食卓にも出せる | 熱に強く電子レンジやオーブン調理可能 | フランス生まれの見た目がおしゃれな耐熱ボウル | 大容量で一度にたくさんの食材を調理可能 | 使い勝手の良いサイズ感が魅力 |
サイズ | M: 幅18.7×高さ11.5cm L: 幅21×高さ12cm | 幅23.5×高さ10cm | 幅25.2×高さ10cm | 幅21.8×高さ10.8cm | 幅26.5×高さ11cm | 幅20.6×奥行20.6×高さ8.3cm |
容量 | M:1500ml L:2200ml | 2500ml | 2500ml | 2000ml | 3600ml | 1500ml |
プラスチック製でおすすめの耐熱ボウル
アトミコ-耐熱レンジボウル23cm(668円)
ポップなカラーで食卓を鮮やかにする
アトミコの耐熱レンジボウルはオレンジやグリーンなど、耐熱ボウルにしては珍しい色を取り入れています。鮮やかな色は食欲も増すので、そのまま食卓に出すのも良いでしょう。元気が出る朝食用の器を探している方におすすめです。
直径22.8×高さ12cmと深型で、かき混ぜる調理に適しています。耐熱温度は-20~140℃となっているので、電子レンジ調理した食材をそのまま冷凍保存することもできます。見ているだけで明るい気持ちになるアトミコの耐熱レンジボウルは、楽しく調理をしたい方にもおすすめです。
ヨシカワ-料理のいろはレンジボウル11cm(358円)
目盛りが付いているので軽量カップいらず
直径110×高さ56mmのヨシカワ レンジボウルは、手の平サイズで使いやすいのが特徴です。また50~200ccの目盛りが50cc単位で付いているので、軽量カップ代わりにもなります。注ぎ口の付いたヨシカワのレンジボウルは、合わせ調味料を作ることが多い方におすすめです。
オーブンと食洗機には対応していませんが耐熱温度は200℃と、プラスチック製の割には耐熱温度が高いのが魅力です。これならてんぷらの際に高温の油が跳ね、容器が変形してしまう心配も少なくなるでしょう。
穂苅製作所-スマイル・オンボウル21cm(1,621円)
ご飯も炊ける電子レンジ対応の耐熱ボウル
穂苅製作所は新潟の会社で、スマイル・オンボウルは穂苅製作所のオリジナル商品です。電子レンジに対応しており、ご飯を炊くこともできます。本体容量は1,900mlあるので、およそ1~2人分のご飯を作るのに便利です。一人暮らしの方や、急いでご飯が必要な時などにおすすめですよ。
スマイル・オンボウルには蓋が付いており、食材の保存にも重宝します。またボウルの底が平たくなっているので、積み重ねた時も安定感があるのも魅力的です。素材は透明度が高いので、蓋を開けなくても中身を確認することもできます。そんなスマイル・オンボウルですが、ボウル本来の機能だけでは物足りないと感じている方におすすめです。
ナカヤ化学-そのまま食卓ボウル大(110円)
蓋付きなので食材を保存する時に便利
そのまま食卓ボウルは110円という安さながら半透明の蓋付きで、食材を保存するのにも便利です。容量は1.05Lと小ぶりなので食事の食べ残しや一人分のおかずなど、ちょっとしたものを入れるのにおすすめですよ。
容器は清潔感のある白色で耐熱温度は140℃あり、電子レンジでも使えます。また付属の蓋も電子レンジに対応しているので、より効果的に食材を温めることが可能です。付け合わせの温野菜など、副菜作りにも使ってみてくださいね。
プラスチック製でおすすめの耐熱ボウルの比較表
商品画像 | ||||
---|---|---|---|---|
ブランド | アトミコ | ヨシカワ | 穂苅製作所 | ナカヤ化学 |
商品名 | 耐熱レンジボウル23cm | 料理のいろはレンジボウル11cm | スマイル・オンボウル21cm | そのまま食卓ボウル大 |
価格 | 668円 | 358円 | 1,621円 | 110円 |
特徴 | ポップなカラーで食卓を鮮やかにする | 目盛りが付いているので軽量カップいらず | ご飯も炊ける電子レンジ対応の耐熱ボウル | 蓋付きなので食材を保存する時に便利 |
サイズ | 幅22.8×高さ12cm | 幅11×高さ5.6 cm | 幅21.8×奥行21×高さ10.5cm | 幅18.4×奥行17.4×高さ7cm |
容量 | – | 300ml | 1900ml | 1050ml |
ポリカーボネート製でおすすめの耐熱ボウル
エンテック-クックボール21cm(311円)
ガラスの様なクリア素材
見た目はガラス製の様に透明で耐久性もあります。しかし重さ155gと軽量で、片手でも簡単に扱うことが可能です。ポリカーボネート製ならガラス製の様に割れる心配が少なく済むので、手軽に調理することができます。
サイズは使いやすい直径約21cm、高さは約10cmです。一般的なボウルと同じ形状ですが縁に注ぎ口があるので、容器に移し替える時に役立ちます。耐熱温度は140℃あり、電子レンジで調理が可能です。手頃な価格で高品質なボウルを揃えたい方におすすめですよ。
エンテック-クックボール7cm(99円)
小さいのに機能はそのまま
直径70×38mm、容量約70mlのクックボール7cmは、エンテックのクックボールシリーズの中で最小です。しかし大きいサイズのものと同様、クックボール7cmも電子レンジや食洗器で使うことができます。電子レンジで溶かしバターを作るなど、大きい容器では邪魔になる時にお使いください。
耐熱温度は-20~140℃と、使用範囲が広いのも特徴です。電子レンジ加熱で調味ダレ作る、余ったソースを冷凍する時などに活用してみてくださいね。尚食洗器にも対応していますが、水圧でひっくり返る恐れがあります。そこで上に網目のものを置き、重石にすると良いでしょう。
エンテック-クックボール30cm(884円)
大容量なのに価格が安い
エンテックのクックボール30cmは容量が6Lもあり、家庭で使う一般的なものよりも2~3倍の大きさがあります。一度にたくさんの食材を調理することができるので、家族が多い家庭や、ホームパーティーをよく開催する方におすすめです。
ガラス製品で容量6Lの耐熱ボウルは、市場にはあまり出回りません。仮にあったとしてもかなり重く、価格も高いことが予想できます。その点エンテックのクックボールはポリカーボネート製なので、容量6Lのビッグサイズではありますが372gと軽量です。大きいボウルは重たくて扱いにくいと感じていた方は、是非エンテックのクックボールを試してみてくださいね。
タイガークラウン- PC.100ボール(346円)
軽くて扱いやすい重さ100gの耐熱ボウル
PC100ボールは名前にもあるように重さが100gですが容量は約900mlと、重さの割には十分な容量があります。これだけのサイズがあれば2~3人分のレトルト食品の温めや、簡単な味噌汁作りに丁度良いのではないでしょうか。
PC.100ボールには尖った注ぎ口が付いており、反対側には小さな持ち手も付いています。そのため液体を注ぐ時や、少しずつ食材を垂らしたい時に便利です。卵焼きを作る時、いつも卵液が一気に流れてしまいお困りの方もいらっしゃることでしょう。そんな方にPC.100ボールはおすすめです。
ポリカーボネート製でおすすめの耐熱ボウルの比較表
商品画像 | ||||
---|---|---|---|---|
ブランド | エンテック | エンテック | エンテック | タイガークラウン- |
商品名 | クックボール21cm | クックボール7cm | クックボール30cm | PC.100ボール |
価格 | 311円 | 99円 | 884円 | 346円 |
特徴 | ガラスの様なクリア素材 | 小さいのに機能はそのまま | 大容量なのに価格が安い | 軽くて扱いやすい重さ100gの耐熱ボウル |
サイズ | 幅21.2×高さ10cm | 幅7×高さ3.8cm | 幅30×高さ14.5cm | 幅17×奥行15.4×高さ7.3cm |
容量 | 1900ml | 70ml | 6000ml | 900ml |
まとめ
ガラス製の耐熱ボウルは調理の幅が広がる
耐熱ボウルの中で使用範囲が広いのはガラス製のものです。電子レンジだけではなくオーブン調理にも使えるので、様々なレシピに対応できます。また耐熱温度差が高ければ食材を急冷することができるので何かと便利です。しかしプラスチック製やポリカーボネート製のものは、軽くて価格が安いという長所もあります。今回は耐熱ボウルについて、選び方のポイントや人気の製品を紹介してきました。是非こちらの記事を参考にして、使いやすい耐熱ボウルを見付けてくださいね。
耐熱ボウルに関するQ&A
耐熱ボウルが熱に強いのはなぜ?
通常のボウルは、熱された場所だけ急激に膨張するため器への負担が大きく、急に熱すると割れたりヒビが入ったりします。一方耐熱ボウルは作り方や製法を工夫することによって、熱膨張を起こす割合が小さいため熱に強いのです。オーブンに対応したボウルであれば、300℃くらいまでの熱に耐えられるよう作られています。
ガラス製の耐熱ボウルは衝撃にも強い?
いいえ。熱による衝撃には強い耐熱ボウルですが、強化ガラスのように外部からの衝撃をおさえたり、割れても粉々になるといった特徴はみられません。耐熱ガラス製のボウルを使用する場合は、通常のガラス容器と同じく、ぶつけて欠けたり割れたりしないよう慎重に扱いましょう。
耐熱ボウルを使って直火調理しても大丈夫?
いいえ。ガスコンロの炎は1500℃もの高温になりますし、薪を燃やしたオレンジ色の炎であっても500℃くらいまで温度が上がります。耐熱ボウルを使って直火調理をするのはやめましょう。キャンプなどで直火調理に使う場合は、直火OKと記載のある耐熱ボウルを選んでくださいね。
耐熱ボウルは冷凍庫で冷やしても大丈夫?
はい、耐熱ボウルは低温にも耐えられます。ただし耐熱ガラス製のボウルを使用する場合は、できるだけ食材の水分を抜いてから冷凍してくださいね。水は氷ると体積が増えるため、プラスチックに比べて柔軟性の低いガラスは、食材の圧力で割れてしまう可能性があります。