おすすめのホーローケトル人気比較ランキング!【北欧風も】

やわらかな雰囲気と洗練された美しさで、キッチンを華やかに彩るホーローケトル。実は機能の面にも優れた点が多くあり、様々なニーズに対応したものがあるのです。そこで今回は、おすすめのホーローケトルをランキング形式でご紹介するとともに、種類や選び方のコツも詳しく解説します。自分にぴったりのホーローケトルを見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ホーローケトルとは?

金属の表面にガラス質を施したやかん

ホーロー加工というのは、鉄やアルミニウムなどの金属材料の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けること。この工程を経てできたやかんが、ホーローケトルです。そのため、金属ならではの丈夫さとガラス質ならではの質感の良さが、ホーローケトルには備わっています。

レトロで北欧テイストなおしゃれデザイン

色つきの釉薬を使うことによって見た目がカラフルになる点も、ホーローケトルならではの特色。金属製のやかんと違って、置いておくだけでぬくもりを醸し出すことができます。インテリアとしても使える北欧風デザインのものも人気です。

ホーローケトルの特徴

熱伝導率が高いので早くお湯が沸く

どんな用途であれ、やかんに求められるのは効率よくお湯を沸かすことでしょう。ホーローケトルは素地が金属でできているため、熱伝導性に優れ、短時間でお湯を沸かせます。金属製のやかんと比べても遜色なく使うことができ、料理の際にも便利です。

耐熱性が高いので直火にも対応

かわいらしい外見ですが、表面のガラス質コーティングは高温に長時間耐えることができます。そのため、ホーローケトルは家庭用ガスコンロでの直火使用が可能。中には、アウトドア用のガスストーブにかけられるものもあります。ただし、どんな場合も空焚きはしないように気を付けてくださいね。

汚れや匂いが付きにくい

ホーローケトルは、表面がガラス質だからこそ、シミや汚れがこびりついたり匂い移りしたりしにくいです。また、雑菌が繁殖しづらく化学変化も起こさないので、中身の味や風味が劣化する心配もありません。さらにサビにも強いため、最低限のお手入れをするだけで長期にわたって使い続けることができますよ。

ホーローケトルの種類

鋼板ホーロー

軽くて使い勝手が良い

鋼板ホーローは、板状の鋼材でできた素地にホーロー加工を施したもの。ですから、鋼板ホーローケトルは薄手で軽さが特徴です。使いやすいので、日々の生活の中でホーローケトルを活用したい場面が頻繁に出てきますよ。

握力に自信のない方やお子様であればなおのこと、重くて落としてしまうかもしれないという心配はつきもの。そういった力のない方でも、比較的軽量な鋼板ホーローケトルなら安心して使用することができます。また、その手軽さゆえに人気が高く、種類のバリエーションが豊富な点も魅力です。

鋳物ホーロー

保温性が高い

鋳物とは、溶かした金属を鋳型に流し込み、冷やし固めることによって作られた金属器を指します。素地の金属がこの鋳物であるのが、鋳物ホーローケトル。厚手な上に密閉度が高いため熱を蓄えやすく、保温効果がある点が特徴です。

冷めにくいということは、沸騰してから多少時間が経過しても再加熱の必要があまりないということ。加えて弱火でも均一に熱が伝わりやすく、ガスの節約につながります。もちろん、鋳物特有のどっしりとした雰囲気も見栄えがしますよ。

ホーローケトルの選び方

容量で選ぶ

満水容量2L前後が一般的なサイズ

料理に使うお湯を沸かしたり、大人数で飲むお茶を煮出したりするなら、2L程度の水が入るサイズがおすすめです。ただし、ホーローケトルの適正容量は満水容量の7割程度とされています。家族暮らしなどで一度にたくさんのお湯を沸かす必要がある方は、余裕をもってサイズを選びましょう。

一人暮らしには容量1L程度の小さめタイプ

お茶やコーヒー1、2杯分程度の量のお湯を沸かすことが主であれば、小さいサイズがおすすめ。大は小を兼ねるとは言いますが、重かったり収納スペースを余分に取ったりと、大きいサイズでの代用はデメリットも多いです。満水容量が0.6Lから1L程度のラインナップも充実しているので、お気に入りのホーローケトルが見つけられますよ。

対応熱源で選ぶ

IHコンロで使うなら対応の有無を確認

古くから直火で使用されていたホーローケトルですが、最近ではIH調理器に対応したものが多く普及しています。とはいえ、中にはIH非対応のホーローケトルもあるので、IHコンロを使っている方は注意が必要です。またハロゲンヒーターやシーズヒーター、ラジエントヒーターなどで加熱する場合も、それぞれの熱源に対応しているか確かめましょう。

ガス火で使う場合も迷ったら兼用タイプが安心

ガスコンロを使用している方は、基本的に何を選んでも構いません。しかし、引っ越しでIHコンロを使うことになるといったことも予想されます。愛用しているホーローケトルをある日手放さざるをえなくなる、なんて事態になっては残念ですよね。特別なこだわりがない限りは、IH調理器にも対応しているものを選んでおくのが無難でしょう。

形状で選ぶ

お手入れしやすいのは水入れ口が広いタイプ

汚れやサビに強いホーローケトルは一般的に10年以上使い続けることができますが、より長持ちさせるために欠かせないのが、こまめなメンテナンス。そこで、使用後のお手入れのハードルを少しでも低くしたい方には、水入れ口の広いものがおすすめです。洗い残しの心配がないだけでなく内側が乾きやすいので、長期にわたって大切に使うことができます。

コーヒーのドリップをするなら細長い注ぎ口を

ホーローケトルの注ぎ口には、細くて長いタイプと太くて短いタイプという2つの種類があります。細長いものは出す湯量を調節しやすいので、コーヒーを淹れたりマグカップなどに直接お湯を注いだりするのに適しています。一方で、湧いたお湯を水筒や鍋などに移し替えることが多いのであれば、注ぎ口が太い方が効率的です。

木製・耐熱樹脂製の持ち手は素手でもつかめて使いやすい

ホーローは加熱されると表面が非常に熱くなるので、オールホーロー製のものはミトンや鍋つかみなどで持つ必要があります。したがって、インテリアとしての見た目を重視するならおすすめですが、普段使いにはあまり適していません。持ち手部分が木や耐熱樹脂でできているものを選べば、素手でも扱うことができて機能的ですよ。

ホーローケトルのおすすめブランド・メーカー

野田琺瑯

豊富なラインナップから使い方に合わせて選べる

昭和9年に創業して以来、一筋にホーローづくりを手掛けてきた老舗メーカー。どのホーローケトルにも、職人が日本で一つひとつ手作りしているからこその味わいがあります。機能美を追求した使いやすいデザインが人気を集めており、さまざまな用途を想定したバリエーションの中から選ぶことができます。

ル・クルーゼ(LE CREUSET)

独特の色合いとこだわりのフォルムが美しい

90年以上の歴史をもつ、フランスで生まれたキッチンウェアブランド。特殊な技術で再現された鮮やかな色は、ル・クルーゼならではの魅力と言えます。個性がいかんなく発揮された美しいデザインも使う人を飽きさせず、キッチンを華やがせます。

富士ホーロー 

キャラクターとのコラボデザインも人気

創業して70年来の老舗として、国内最大級の規模を誇るホーローメーカー。建築資材や工業部品も製造する会社特有の厳格な品質基準により、ホーローウェアのクオリティにも定評があります。オリジナルブランドであるハニーウェアをはじめとして多数のシリーズを展開しており、近年はムーミンやミッフィーといったキャラクターとのコラボにも力を入れています。

カリタ(Kalita)

コーヒー器具メーカーならではのドリップしやすいデザイン

昭和33年創業のコーヒー機器総合メーカー。どの種類もコーヒードリップのしやすさにこだわり抜いた注ぎ口が特徴です。もちろん、コーヒーを淹れない方にとっても嬉しい機能を備えたホーローケトルが揃っていますよ。

おすすめ&人気のホーローケトルランキング

北欧風でおすすめのホーローケトル

野田琺瑯-ドリップケトルII(4,455円)

ぽてっととしたぬくもりあるフォルム

オーソドックスな形状でなじみやすいホーローケトルです。容量2Lと一般的なサイズながら、かわいらしい雰囲気をまとっています。カラーバリエーションも多く、オレンジやネイビーなどあたたかみのある7種類の中からお好みのものを選べますよ。

持ち手は耐熱樹脂製ですが、デザイン性を損なわないような美しい曲線を描いている点が印象的です。注ぎ口はドリップに最適な細長いタイプ。フタの裏にはストッパーがついているので、フタをしたままお湯を注ぐことができるのも使いやすいポイントです。

富士ホーロー-ムーミン・イン・ザ・フォレストシリーズ1.0Lドリップポット(4,950円)

森の中のムーミンを描いたイラストがかわいい

北欧を代表する人気キャラクターであるムーミンとコラボしたホーローケトルです。森をイメージしたかわいいイラストが表面に描かれています。フタのつまみは木製で、ムーミンの世界観との相性もぴったり。

持ち手部分もホーロー製のため、つかむときにはミトンなどを用意する必要があります。また内面のホーロー加工には、紺色の耐熱水性釉薬を使用。この特殊な仕上げにより、酸やカルキへの耐性が強くなっています。

富士ホーロー-リーフシリーズ2.5リットルケトル(2,883円)

おしゃれな葉っぱ模様が北欧をイメージさせる

白地におしゃれな葉っぱのモチーフがあしらわれた北欧風デザインのホーローケトルです。容量は2.5Lと少し大きめで、一度に多くのお湯を沸かせます。鋼板ホーローなのでサイズの割には重くなく、使い勝手も良いです。

対応熱源の種類が多いのも特徴。ガス火はもちろんのこと、200VのIHに対応しているだけでなく、シーズヒーターやハロゲンヒーターなどでも使用可能です。口が広くお手入れしやすいので、長く使いたい方にもおすすめです。

ファイヤーサイド-レトロホーローケトル(6,128円)

アンティーク調でレトロなたたずまいが北欧風

上品でレトロな雰囲気があるホーローケトルです。丸みを帯びたフォルムに味わいがあり、持ち手もホーローでできているのでインテリアとしても最適。色はブラウンやネイビーなど落ち着きのある5色の中から選べます。

国内で生産されており、細部のデザインにまでこだわりが詰まっています。例えば注ぎ口は、長年使ってきたかのように加工されてアンティーク調。持ち手と本体を繋ぐネジの作りも、ちょうど良い固さで安定感があります。

IH対応でおすすめのホーローケトル

富士ホーロー-ドリップケトル1.5L(4,070円)

内側を耐水性釉薬で仕上げた機能的な一品

ちょっとくびれたフォルムがかわいらしい、シンプルなホーローケトルです。アッシュピンクやパープルアッシュなど、やわらかい発色が特徴。手になじむ天然木製の持ち手とフタのつまみも、ぬくもりを演出します。

容量は1.5Lで、2人から3人分のお茶やコーヒーを入れるのにぴったりなサイズ。注ぎ口が細長いので湯量を調節しながらゆっくり注げます。内側は耐水性釉薬で加工されているので、耐久性が高いのも嬉しいですね。

野田琺瑯-アムケトル(4,845円)

普段使いしやすいこだわりの機能美が光る

飽きずに長く使うことができる、機能美が集約されたホーローケトルです。持ち手ハンドルは倒すことができるので、給水の際に邪魔になりません。口も大きいので水を入れやすく、お手入れも簡単。また、底が広いのでより効率良くお湯を沸かすことができますよ。

色はレッドやグリーンなど、ベーシックな5色の中から選ぶことが可能。深みと鮮やかをあわせ持っており、日常生活になじむ色合いです。使い勝手が良くコンパクトに収納できるため、大切な方への贈り物にも最適です。

富士ホーロー-笛吹琺瑯ケトル2.1L(5,500円)

火の消し忘れ防止に役立つ笛吹き付き

直線的なデザインが印象的な笛吹き付きのホーローケトルです。ホイッスルが沸騰のタイミングを知らせるので、火の消し忘れを防げて安全に使えます。太めの持ち手とフタのつまみは黒い耐熱樹脂製となっており、全体的にモダンな見た目です。

満水容量は2.1Lですが、1.3L程度のお湯を沸かすのがベストです。色は、全部で6種類のバリエーション。ビビッドなワインレッドから落ち着きあるライトグレーまで、好みに合わせて幅広く選べます。

ル・クルーゼ-デミケトル2.1L(9,899円)

美しさを追求したカラーバリエーションから選べる

存在感のあるどっしりしたフォルムの笛吹き付きホーローケトルです。ル・クルーゼならではのカラーラインナップを楽しめるのが特徴。チェリーレッドやパームグリーンなど、鮮やかで独特のニュアンスを持つ13色から選べます。

見た目だけでなく機能面にも工夫があり、注ぎ口についている笛吹きホイッスルは火の消し忘れを防止できます。表面には満水マークもあり、水を入れすぎる心配もありません。耐熱樹脂製の持ち手は手にフィットする形なので握りやすいです。

カリタ-ホーロー製ケトル(11,096円)

コーヒー機器メーカーならではのドリップのしやすさ

コーヒーのドリップに適した細口のホーローケトルです。コーヒー機器メーカーだからこその、湯量を調節しやすい注ぎ口が魅力です。さらに持ち手も、ハンドドリップしやすいよう手前に向かって傾きをつけたデザインになっています。

底の面積が広いので、早くお湯を沸かせるのも特徴。水入れ口も大きくお手入れがしやすいので、長い間愛用できます。コーヒーを入れる方にとってはもちろん、そうでない方にとっても使い勝手が良いです。

小さめサイズでおすすめのホーローケトル

野田琺瑯-ポーチカケトル1.5L(3,300円)

愛らしい見た目と使い勝手の良さをあわせ持つ

ぽってりとした愛らしいデザインの、小ぶりなホーローケトルです。ロシア語でつぼみを意味するポーチカという名前通り、やわらかなぬくもりを醸し出しています。白いベースカラーによくマッチした木製の持ち手とつまみも味わい深いです。

注ぎ口は細長いタイプですが、勢いをつけて効率良く注ぐことも可能。対応熱源の種類も豊富で、ガスコンロだけでなくIH調理器やハロゲンヒーターなどで使用できます。丈夫で小回りが効くので、様々なシーンで活躍できますよ。

野田琺瑯-ポトル(3,952円)

インテリアにも適したシンプルなデザイン

ポットとケトルのいいとこ取りをした、小さめでシンプルなホーローケトルです。無駄のないデザインながら独特の存在感があります。国内で一つひとつ手作りされているため、安心安全なのも嬉しいポイント。

カラーバリエーションは全部で5種類あり、空色や柿色などほっこりした色の中から選べます。持ち手もホーローでできており、インテリアにもおすすめ。IH調理器やオーブンで使えるところも便利です。

月兎印-スリムポット(4,180円)

職人が一つひとつ手作りした味わいがにじむ

背が高くてスッキリしたシルエットを持つ、オールホーロー製の小さめホーローケトルです。特徴はドリップしやすい細長い注ぎ口。職人の手による手作りならでは味わいがあり、ゲットという愛称で長年親しまれています。

容量は0.7Lと少なめで、一人暮らしの方に適しています。ただし、IHコンロには対応していないため注意が必要です。色は、レッドやホワイトといったオーソドックスで彩り鮮やかな7色のラインナップから選べますよ。

ル・クルーゼ-コーンケトル1.6L(8,599円)

鋳物ホーローならではの高い保温力

三角形のフォルムがかわいい小ぶりのホーローケトルです。鋳物ホーロー製で保温性に優れています。厚手のボディーをしっかり持てる安定した持ち手は、その曲線美が独特のデザインにぴったり。

機能面のバランス性が高いのも特徴です。沸騰を知らせてくれる笛吹き付きのため、火の消し忘れを防げて安全。水入れ口が大きくてお手入れもしやすいです。さらにIHにも対応しているので、ご自宅用だけでなくプレゼントにもおすすめですよ。

まとめ

用途に合ったデザインのホーローケトルがおすすめ

ホーローケトルには様々なバリエーションがありますが、どれも使う人の多様性を想定してのこと。自分がどんな使い方をするのかミュレートした上で、ライフスタイルに合ったものを吟味することが大切です。もちろん、ぬくもりある質感はホーローケトルだからこその特徴ですが、デザイン性と機能性のどちらをより重視するかもその人のライフスタイル次第。今回紹介したおすすめのホーローランキングを参考にしながら、ぜひお気に入りのホーローケトルを見つけてくださいね。

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