布小物やファッションアイテムに名前を入れたり、ワッペン作りに欠かせないのが刺繍。チクチクと手作業で入れるのも楽しいものではありますが、それなりに技術も時間も要するのがネックですよね。そこでおすすめしたいのが刺繍ミシンです。一般的なミシンとして使えるだけでなく、ステッチや文字入れ、ワッペン作りも可能です。今回は刺繍ミシンの種類や選び方とおすすめの2020年最新商品まで、モノカリの家電スタッフが詳しく解説していきます。どんなものがいいのかお悩みの方は是非この記事を参考にしてみて下さいね。
刺繍用ミシンとは?
刺繍ミシンとは、刺繍用の機能が付いたミシンのことです。オリジナルの柄や文字を生地に入れ、綺麗でユニークな刺繍模様に仕上げることが可能です。また、機種によっては、模様データを準備しなくても、刺繍ミシンに予め用意されたおしゃれな柄を刺繍に使うことも可能です。
刺繍ミシンの特徴
手刺繍に比べて圧倒的にスピーディで高精度に仕上がる
手刺繍は見た目以上に高いスキルが必要で、複数のステッチ技法や道具を使い分けなければなりません。更に、刺繍をきれいに仕上げるには時間も掛かりますよね。その点、刺繍ミシンは全くの初心者であってもきちんと説明書通りにセッティングすれば、自動的に図案通りの刺繍を仕上げてくれます。
スピードも早く、手刺繍に比べて圧倒的に短時間。同じ図案を正確に写せるので大量生産にも最適です。
刺繍枠をセットして使うので糸の密度が濃い図案の柄が完成する
刺繍ミシンも手刺繍と同様、専用の刺繍枠をセットして使用します。枠と連動して針が縦横斜め方向に動くため、非常に密度が高くしっかりとした刺繍に仕上がりますよ。洗濯をしても糸がほつれにくく、複雑な文字刺繍もはっきり見やすいのが魅力的。糸の密度を変えることも可能ですので、手刺繍では糸がたるみやすい生地でもきれいに刺繍を施すことが出来ます。
刺繍ミシンの種類・使い方
データ内蔵タイプ
あらかじめ線や模様のデータが内蔵されている初心者向けタイプ
データ内蔵タイプは、ミシンにあらかじめ複数のステッチや模様のデータが入っているのでミシン操作やパソコン操作に不慣れな方におすすめです。複雑なイラストの刺繍は出来ませんが、ライン刺繍やシンプルな模様の刺繍が可能です。中には文字入力に対応しているタイプもありますよ。
入園・入学準備などで名前入れをしたいとお考えの方は文字入れ可能かどうかを確認するようにしましょう。
高性能な刺繍ミシンになると、あらかじめ内蔵されているデータの数も増えます。まずは刺繍したい模様を選びましょう。上布抑えを刺繍用のものに変更し、専用の刺繍枠に生地をセットします。刺繍ミシンのほとんどはコンピューターミシンですので、ミシンの設定通りにセットしていけば後はミシンに任せておけば大丈夫ですよ。
上記の動画では、内蔵データタイプの刺繍ミシンで人気のブラザーparieの使い方を説明した動画になります。事前に登録されているデータを選べば、簡単に刺繍が完成することがわかりますよ。
外部データ取込タイプ
自分で作成したデータやダウンロードしたデータを使えるタイプ
別売りの刺繍カードをセットすることで、内蔵されていたもの以外の模様を刺繍することも可能です。また、インターネットから専用のデータをダウンロードして使うことも可能。専用ソフトを使ってオリジナルのデータを作成し、USBメモリなどから刺繍ミシンにデータを取り込めばさらに色々な模様刺繍を楽しめるようになりますよ。
もちろん、複雑なキャラクターワッペンやステッチ文字になると付属の刺繍枠には収まらない場合もありますよね。その場合は大きめサイズの適した刺繍枠も必要になります。複雑な刺繍はコンピューターが自動的に針の位置を計算して刺繍ししてくれます。途中で気になる所を少し触るだけでも全体にズレが生じることも。一度スタートさせたら後は出来るだけ触らないようにするのもキレイに仕上げるポイントですよ。
フリーモーション刺繍タイプ
テクニックは必要になるがデータなしで刺繍可能の上級者向けタイプ
フリーモーション刺繍タイプは、刺繍のデータを必要とせず、生地に直接下書きをした上から手を細かく動かしながら自由に刺繍が施せるようになっています。自動的に針が動いてくれるわけではないので、生地を動かしながら作り上げていく必要があります。自由度が上がる反面、ミシンテクニックが必要になりますので、ある程度練習して臨むようにしましょう。
フリーモーション刺繍には、専用の上糸抑えが必要です。刺繍枠は使いませんので、水溶性の刺繍下地や接着芯を使って生地をピンと張っておきましょう。上手に使えるようになったら、筆記体を書いたり、ちょっとしたイラストくらいであれば、刺繍にしたりワッペンにしたりすることも出来るようになりますよ。フリーモーション刺繍タイプは同じものをもう一度作るのが難しいので、大量生産にはやや不向きです。
刺繍ミシンの選び方
刺繍範囲に合わせて選ぶ
ワッペンや名前入れ程度であれば刺繍枠サイズが10×10cmでも十分
刺繍ミシンには、それぞれ専用の刺繍枠が必要になります。当然刺繍可能な範囲が広いミシンほど価格も高額です。布小物への名前入れやワンポイント刺繍として使いたいのであれば、10×10cmでも十分でしょう。このサイズならば、かなり大きめのワッペン作成も可能ですよ。このサイズであれば、あらかじめ刺繍枠が付属していることも多く、購入してすぐに刺繍を楽しめるのも嬉しいポイントですね。
大きな柄の刺繍には刺繍枠サイズ30×20cmがおすすめ
大柄刺繍の場合、刺繍枠サイズが30×20cmほどの大きなものがおすすめです。このサイズであれば、法被やジャンパーなどの衣類背面への文字入れ、刺繍入れも可能です。また、裾や袖のような幅広い部分への刺繍にも最適ですよ。もちろん、枠を変えれば小物刺繍も可能。幅広いシーンで刺繍ミシンを活用したい方は最初から大柄刺繍対応のものを選ぶのがおすすめです。
使いやすくなる補助機能で選ぶ
糸調子の設定が苦手な方は自動糸調子機能付きのものがおすすめ
どんなミシンでも上糸と下糸をそれぞれ適切な糸調子に設定しておかなければ、きれいに縫うことが出来ません。調節が上手くいっていないと生地に糸が絡まってしまうことも。自動糸切り機能が備わっているミシンであれば、ミシン本体が生地と糸に適した調節をしてくれるので、いちいち微調整する必要がありません。ミシン操作や糸調子設定が苦手な方は自動糸調子機能付きのものを選ぶようにしましょう。
糸調子は生地によって異なるため、ある程度の刺繍経験がないと、調整が難しいもの。刺繍初心者には、糸調子を自動で行ってくれる機能がついたミシンがおすすめです!
大物のミシンがけには両手が使えるフットコントローラーやワイドテーブルあると便利
最近のミシンは手元のスイッチ一つでスタート・ストップ、返し縫いが出来るようになっており、大変便利です。しかし一方どうしてもスイッチを操作する際、片手で布を押さえることになるので線がズレることも。フットコントローラーが付いていると、両手が空くので生地をしっかり抑えることが出来ますよ。ワイドテーブルがあれば、作業スペースが広くなるので大物のミシン縫いもきれいに仕上がります。
刺繍ミシンのおすすめブランド・メーカー
ブラザー
人気キャラクターの刺繍をしたい方におすすめ
ブラザーは刺繍ミシンに大変力を入れているメーカーです。そのため刺繍ミシンの種類も豊富で、初心者向けのものからプロ向けのものまで幅広く揃っています。人気キャラクターの刺繍が出来るタイプはその中でも特に高い人気を誇っていますよ。
刺繍ミシンといえばコレ!と言われる程メジャーなブランドであるブラザー。性能が高く、かつ使い易い仕様から人気のメーカーです。
ブラザーの刺繍ミシンで人気のシリーズ
- parie(パリエ) – emm1901
- イノヴィス – NX2500D, D300
- Family Marker – fm2000d
ジャノメ
国内家庭用ミシンのパイオニア的存在
ジャノメは日本で初めて実用ミシンの国産化に成功したメーカーです。国産初のコンピューターミシンもジャノメから発売されました。専用アダプターを使用したり、スマホアプリと連動させたりと、他社とは違った刺繍が楽しめます。
ジャノメの刺繍ミシンで人気のシリーズ
- ジャノメ IJ521 ミシン
- セシオ – 14000
- Hyper Craft – 1500,900
ジャノメIJ521 ミシンはスマホ連動・ワンタップでオリジナル刺繍が出来上がる
次世代の刺繍ミシンという呼び名が高い、ジャノメIJ521。専用のスマホアプリをインストールし、好みの模様を選べば勝手にミシンが刺繍を行ってくれます。これまでしていた手作業がなくなり、スマホで模様を選ぶだけなので、刺繍初心者でも簡単にオリジナルの刺繍を作ることができますよ。
スマホ連動ミシンは、ジャノメが世界初です。小型で可愛いデザインも人気を呼びました。
SINGER(シンガー)
静音性と機能性の高さに定評のあるアメリカのメーカー
シンガーの刺繍ミシンは、静音性が高いのが特徴的です。小型マグネットモーターを搭載しているモデルも多く、夜間のミシンがけでも音が気になりにくいですよ。もちろん、刺繍ミシンの種類も豊富で、機能性の高さから人気があります。
JUKI(ジューキ)
工業用ミシンの世界シェアNO1の実力を持つ国内メーカー
職業用ミシンの中ではまさにトップクラスのメーカー。精密かつ堅牢なつくりになっているので、耐久性の高さと、業務用ならではのパワフルさを兼ねそねえています。ミシンをメインで、刺繍はたまに…という方にはぴったりですよ。
おすすめ&人気の刺繍ミシンランキング
初心者におすすめの刺繍ミシン
シンガー – コンピューターミシン SN777DX(57,000円)
ミシン購入自体が初めての方におすすめ
操作が簡単なワンタッチ切り替え式と水平全回転ガマ。それでいてしっかり厚物縫いも出来て、全自動ボタンホール機能もついていますので、ちょっとした小物はもちろん衣類仕立てや裾上げも可能です。
糸調子もダイヤルを標準にしておけば細かい調整は不要なモデル。ミシンは初めて触るけれど、使えるか不安・・・という方にも使い易く安心の商品ですよ。
日常的に使う機会が多い28種類の縫模様に、ひらがな文字が内蔵されています。スカラップ刺繍や、名前入れ刺繍も、模様の数値を入力するだけですよ。複雑な模様やイラストの刺繍は出来ませんが、入学・入園準備をする分には十分な機能が備わっているミシンと言えるでしょう。
アックスヤマザキ-FL-2690(55,000円)
初心者にも使いやすい文字入れ可能な刺繍ミシン
縫い目の長さや振り幅も簡単に変えられ、縫いスピードも無段階で調整できるのでミシン操作が苦手な方でも安心して使えます。糸通しもとても簡単。ミシン側面に糸切りが備わっているので、縫い終わりの処理も別途ハサミを用意する必要がありません。
使用頻度の高い縫い模様に、数字とひらがな文字が搭載されています。名前入れとクラス入れ刺繍が可能です。いずれもボタン一つで操作出来ますよ。補助テーブル部分を外せばフリーアームになるため、筒型の洋裁やズボンの裾上げもスムーズに行なえます。
シンガー-SN877(19,800円)
簡単操作でひらがな刺繍も可能なミシン
コンピューターミシンというと高額なものが多い中、2万円以下という低価格。それでいて全自動ボタンホールに7枚送り歯といった嬉しい機能も充実しています。複雑で分かりにくい糸掛けが図案付きで分かりやすく説明されているため、初心者の方にピッタリですよ。
実用縫い11種類に模様8種類、さらにひらがな文字入れも可能。文字サイズは約7×7mmの固定サイズではありますが、入園準備等に必要不可欠な機能はしっかり抑えられています。ミシン本体部分に30cmメジャーが付いているのも便利ですね。
ジャノメ-IJ521刺繍ミシン(43,059円)
専用アプリと連動させて使う刺繍専用のミシン
日本初のアプリ連動型刺繍専用ミシンです。直線縫いやギザギザ縫いといった実用縫いは出来ません。スマホやタブレットに専用のアプリをダウンロードし、刺繍したい模様を選択します。サイズの拡大や回転、色の変更もとても簡単ですよ。
タブレットを使えば自作のオリジナル刺繍を作ることも可能。クロスステッチ刺繍、サテン刺繍、文字入れやワッペン刺繍など、対応している刺繍のバリエーションもとても豊富です。実用ミシンは持っているけど刺繍機能が欲しいという方にもおすすめです。
シンガー-SN778EX(28,450円)
フットコントローラーやワイドテーブル付きのエントリーモデル
アイレットやキルト縫いに便利な手縫い風直線縫い、つくろい縫いといった充実した実用縫いに、サテンステッチやクロスステッチ、飾り縫いにも対応しています。その中でも特に使用頻度の高い模様は、ワンタッチで操作できるようにダイレクト選択ボタンも備わっていますよ。
ひらがなに、数字・アルファベット、そして名前入れで使うことの多い漢字17文字も搭載されています。そのため、実用ミシンとしての性能はもちろん、名前入れ刺繍にもしっかり対応しているすぐれもの。ワイドテーブルにフットコントローラーも付属しているのは魅力的ですね。
初心者におすすめのミシン比較表
商品画像 | ||||
---|---|---|---|---|
ブランド | シンガー | アックスヤマザキ | シンガー | ジャノメ |
商品名 | SN777DX | FL-2690 | SN877 | IJ521刺繍ミシン |
料金 | 57,000円 | 55,000円 | 19,800円 | 43,059円 |
特徴 | ミシン購入自体が初めての方におすすめ | 初心者にも使いやすい文字入れ可能な刺繍ミシン | 簡単操作でひらがな刺繍も可能なミシン | 専用アプリと連動させて使う刺繍専用のミシン |
サイズ | 幅40.4×奥行18.8×高29.8cm | 幅40×奥行17×高さ30.5cm | 幅40×奥行18.8×高さ29cm | 幅41.5×奥行25×高さ25.9cm |
重さ | 5.8kg | 5.3kg | 5.9kg | 4.3kg |
サイズ | ワンサイズ | ワンサイズ | ワンサイズ | ワンサイズ |
名前刺繍でおすすめの刺繍ミシン
ブラザー-コンピューターミシンS71−SL(39,800円)
豊富な飾り縫いにひらがな・カタカナ・簡単な漢字の入力も可能
自動糸切り機能に、全自動ボタンホール、一針縫いも可能。最低速はとてもゆっくりですので、失敗しやすいカーブ縫いも簡単ですよ。使いこなしDVDも付属しており、ミシンに不慣れな方でも安心して使い始められます。
40種類の充実した模様縫いに、ひらがな・カタカナ・数字・アルファベットといった文字入れも可能。アルファベットはゴシック体とハンドスクリプト体の2種類から選べますよ。名前入れ頻度の高い漢字にも対応しています。
シンガー-モナミ「ヌウ アルファ」SC-300(59,800円)
静音性に優れた文字ステッチ搭載タイプ
小型マグネットモーターを搭載しているので、稼働時もとっても静か。夜間のミシン作業でも音が気になりません。糸切れ探知機能もついているので、縫っている最中に糸が足りなくなる心配もありませんよ。文字ステッチ機能も備わっており、ひらがな・アルファベット・数字や記号の文字入れが可能。頻度の高い漢字に漢数字も入れられます。
別売りのコンパクト刺しゅう機EU-2を取り付ければ、更に豊富な刺繍が楽しめます。漢字を含めた文字入れはもちろん、ワンポイント刺繍や大型刺繍にキルト刺繍も入れられるようになりますよ。まずはミシン本体に内蔵されたステッチや簡単な文字入れを楽しんでから、後々本格刺繍にチャレンジしたい方におすすめです。
ブラザー-A4500−MM(42,984円)
豊富なステッチ模様と文字入れが可能なディズニーモデル
ミッキーマウスとミニーマウスデザインが可愛らしい、文字入れ機能付きミシンです。ひらがな・カタカナに2種類のアルファベット、数字と数種類の漢字が内蔵されています。もちろん実用縫いも充実。飾り模様やクロスステッチも出来ますので、ライン刺繍を楽しみたい方にピッタリですね。
こちらはドロップフィードに対応しているため、フリーモーション刺繍が可能です。キルトの模様いれはもちろん、技術を磨けば簡単な文字やイラスト刺繍を入れることも出来るようになりますよ。使いこなしDVDやレシピも付属してきますので、操作も簡単です。
アックスヤマザキ-電動ミシン FL-565(22,000円)
自動糸調子機能付きで失敗しにくい刺繍ミシン
手元で簡単にスタート・ストップ操作が出来、スピード調整もスライダーによって自由に調節可能です。抑え圧力調節機能や自動針穴通し器といった便利機能も満載。やはり嬉しいのは自動糸調子機能が備わっている点ですね。
実用縫いミシンとしても非常に高性能でありながら、文字入れ機能も搭載されています。実用縫いや模様縫いも充実しており、文字入れ機能と模様縫いを組み合わせればネーム入りワッペンを作成することも可能ですよ。
ブラザー-Family Marker FM2000D(131,220円)
ディズニーキャラの刺繍が出来る刺繍ミシン
こちらは、ディズニーのキャラクターデータが45種類備わっている刺繍ミシンです。クラフト刺繍は80種類、文字刺繍はアルファベット7書体、ひらがな3書体によく使う漢字が内蔵されているので、表現の幅も広く様々なアイテム作りに活用出来ますよ。
刺繍可能サイズは最も使用頻度の高い10×10cm。タッチパネルを操作することで模様のサイズも90~120%まで拡大縮小が可能です。回転させたり、複数の模様を組み合わせることも出来ます。更にUSBメモリ接続機能も備わっているのでデータの取り込みをすることも可。無料でデータをダウンロード出来る『文字刺しゅうサービス』を使えば2,750種類の文字刺繍データを追加することも出来ます。
名前刺繍でおすすめのミシン比較表
商品画像 | ||||
---|---|---|---|---|
ブランド | ブラザー | シンガー | ブラザー | アックスヤマザキ |
商品名 | S71−SL | モナミ「ヌウ アルファ」SC-300 | A4500−MM | 電動ミシン FL-565 |
料金 | 39,800円 | 59,800円 | 42,984円 | 22,000円 |
特徴 | 豊富な飾り縫いにひらがな・カタカナ・簡単な漢字の入力も可能 | 静音性に優れた文字ステッチ搭載タイプ | 豊富なステッチ模様と文字入れが可能なディズニーモデル | 自動糸調子機能付きで失敗しにくい刺繍ミシン |
サイズ | 幅41.3×奥行17.8×高さ29.6cm | 幅43.9×奥行19.5×高さ28.7cm | 幅41.3×奥行17.8×高さ29.6cm | 幅34.5×奥行14.5×高さ26.5cm |
重さ | 4.6kg | 7.5kg | 4.6kg | 5kg |
サイズ | ワンサイズ | ワンサイズ | ワンサイズ | ワンサイズ |
コスパの良さでおすすめの刺繍ミシン
シンガー-monamiDeligt+EU-2(64,590円)
通常ミシンに専用アタッチメントをセットして使える刺繍ミシン
シンガーのコンピューターミシンに専用の刺しゅう器『chou chou EU-2』が付属しているセットタイプで、それぞれを別々に購入するよりも割安になります。静音設計にフリーアーム機能、自動糸調子機能など、実用ミシンとしても非常に優秀です。7枚送り歯により、厚物生地もスイスイ縫えますよ。
刺繍範囲は10×10cm。刺しゅう器にはひらがなとカタカナに、数字とアルファベットが4書体ずつ、更に人名漢字を中心に1212文字の漢字も内蔵されています。大柄模様、キルト模様、ワンポイント模様も多数内蔵されていますよ。使い方も簡単ですし、コンパクトで場所も取りません。
ベルメゾン-文字縫い・刺繍・絵文字まで縫えるフラワー柄のコンピューターミシン(38,000円)
ミシンの見た目にもこだわりたい方におすすめ
シックなブラウンにナチュラルな花柄が印象的なミシンです。一般的にミシンといえば白が主流で、おしゃれなデザインのものは多くありません。こちらのミシンはあまり見かけないおしゃれなデザインなので、インテリアになじむミシンを選びたい方にぴったりでしょう。
文字縫い、顔文字、刺繍が可能なので、作品にオリジナリティを出したい方にぴったりです。ステッチは43種類あり、最大で200種類ものバリエーションに。24色の糸がセットになっているので、色を変えてステッチを行うことでイメージを変えることができます。また、自動糸通し、自動上糸調節などの機能が付いているので、ミシンがあまり得意ではないという方も安心です。
シンガー-モナミヌゥ アルファ SC360(63,963円)
充実の機能搭載で本格的ながら初心者にもおすすめ
モナミヌゥアルファシリーズの中でも、3段階の押圧調整機能が追加されたこちらのミシン。生地の厚さによって薄地や普通地、厚地の調整が可能です。生地の選択肢が広がるため、初心者の方でも長く愛用できますよ。静音設計なので、時間帯を気にせずじっくり集中できるのもうれしいですね。
刺繍の縫模様は、ひらがなやアルファベット、漢字を含めた全260種類を搭載。お子さんの成長に合わせて、ネームの文字を変えられるので使い勝手が良いですよ。さらに大型模様やキルト模様などが充実した、別売りの刺しゅう機を取り付けることも可能。刺繍にこだわりたい方でも納得のミシンです。
ブラザー-Parieパリエ(112,320円)
ミシンとしての性能も高くて豊富な文字縫いが可能
刺繍ミシンの中でも高い人気を誇っているのがブラザーのパリエ。大きくて見やすいカラー液晶タッチパネル搭載により、操作も非常に簡単です。刺繍サイズは10×10cm。枠に生地をはめ込み、ディスプレイで模様を選び、ボタンを押せばすぐに刺繍がスタートします。
実用縫い、飾り模様、文字フォントは103種類、クラフト模様も80種類内蔵されています。刺繍作家atsumiさん監修によるデザイン刺繍も25種類内蔵。無料サービスから文字データを追加することも可能です。もちろん、ミシンとしての機能も非常に優秀。家庭用ミシンで豊富な刺繍を楽しみたい方におすすめですよ。
ジャノメ-コンピューターミシン JN-51(28,773円)
多機能かつ豊富なステッチバリエーションの本格的な刺繍ミシン
ある程度ミシン操作に慣れている方におすすめのプロ仕様ミシンです。ニーリフト機能や抑え圧力調節機能が搭載されているので、本格的なミシン作業が可能。ステッチバリエーションも豊富で、ジャノメ独自のサイクル模様を組み合わせることで、デザイン性の高い模様を刺繍することも可能です。
ドロップフィード機能も搭載されていますので、フリーモーション縫いも出来ます。別売りのダーニング押さえに付け替えれば曲線縫いや縫いつぶしもスムーズになりますよ。慣れるまで練習は必要になりますが、よりオリジナリティの高い模様入れも出来るようになります。工業用ミシンには手が届かないけれど、本格的なミシンが欲しいという方におすすめです。
コスパの良さでおすすめの刺繍ミシンの比較表
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ブランド | シンガー | ベルメゾン | シンガー | ブラザー | ジャノメ |
商品名 | monamiDeligt+EU-2 | ベルメゾン-文字縫い・刺繍・絵文字まで縫えるフラワー柄のコンピューターミシン | モナミヌゥ アルファ SC360 | Parieパリエ | コンピューターミシン JN-51 |
価格 | 64,590円 | 38,000円 | 63,963円 | 112,320円 | 28,773円 |
特徴 | 通常ミシンに専用アタッチメントをセットして使える刺繍ミシン | ミシンの見た目にもこだわりたい方におすすめ | 充実の機能搭載で本格的ながら初心者にもおすすめ | ミシンとしての性能も高くて豊富な文字縫いが可能 | 多機能かつ豊富なステッチバリエーションの本格的な刺繍ミシン |
サイズ | 幅32.5×奥行13×高さ13cm | 幅40×奥行17×高さ30.5cm | 幅43.9×奥行19.5×高さ28.7cm | 幅41.9×奥行19.4×高さ30.7cm | 幅40.6×奥行17.4×高さ29.8cm |
重さ | 2kg | 5.3kg | 7.6kg | 7.1kg | 5.5kg |
サイズ | ワンサイズ | ワンサイズ | ワンサイズ | ワンサイズ | ワンサイズ |
ハイグレードでおすすめの刺繍ミシン
ジャノメ-セシオ14000 刺繍機能付きデジタルミシン(704,000円)
ハンドメイドにこだわる方におすすめの一台
大型の液晶タッチパネル搭載のミシンです。画面のボタンに触れることで、行いたい縫い方を簡単に選択。作業をスムーズに行うことができます。液晶は色が鮮やかで、横からも見やすい点が魅力です。価格は高めですが、本格的にハンドメイトを行いたい方はぜひ注目してみてください。
刺繍デザインが350種類内臓されており、好みや用途などによって選ぶことができます。刺繍面積は最大で23×30cm。一般的な刺繍ミシンに比べて広いため、ダイナミックな刺繍を行いたい方にもぴったりです。また、付属のパソコン用ソフトウエアが使用できるので、オリジナル作品を作りたい方にも向いています。
まとめ
使用目的と頻度を考えて選ぶのがポイント
ミシンは初心者向けのものからプロ・工業用のものまで揃っており、選び方が難しいものです。どれくらいの頻度で、どんな物を作るつもりなのかをある程度絞っておくと、失敗もしにくくなります。ミシン専門店などで、その旨を伝えると適切な刺繍ミシンを選んでくれますよ。今回は刺繍ミシンについて人気のブランドを挙げながら紹介してみました。皆さんも自分にピッタリのミシンを見つけてみて下さいね。
刺繍ミシンに関するQ&A
初心者が刺繍ミシンを選ぶ際のポイントは?
ハンドメイド初心者の場合、予算や機能面だけでなく、操作が分かりやすいかどうかも大切なポイント。またゆっくり縫えるミシンの方が使いやすいでしょう。はじめて購入する場合安いミシンに目が行きがちですが、低価格帯のミシンはモーターのパワーが弱め。キルトなど厚手の生地の場合、針が進まないこともあります。安すぎる製品は避け、信頼できる有名メーカーのミシンを選びましょう。壊れた場合のアフターフォローも行き届いており、替えのパーツもすぐに購入できますよ。
刺繍ミシンに普通のミシン糸を使ってもいい?
洋裁で使われている普通のミシン糸を使っても刺繍はできますが、ミシン糸の場合糸同士の調整が難しく、刺繍がほつれたり下糸が表に出てきたりして不格好になりがち。刺繍特有のふんわりした光沢も出にくくなります。できることなら刺繍ミシン専用の糸を使った方が、クオリティの高い作品に仕上がりますよ。
刺繍ミシンに使う糸の種類や太さは?
刺繍ミシンで使われる糸は、レーヨン、ポリエステル、金糸や銀糸などがあります。最も人気が高いのは光沢がありふんわりと仕上がるレーヨン糸。スポーツ時のユニフォームなど擦れやすい素材に刺繍する場合は、強度に優れたポリエステルの糸もおすすめです。刺繍糸の太さは、120デニールと呼ばれるものが標準サイズで、0.4mmくらいの太さ。細やかな刺繍に仕上げたい場合は75デニールの細糸もおすすめですよ。
刺繍ミシンを使ってオリジナルデザインを刺繍するには?
自分で描いたデザインを刺繍する場合、刺繍ミシンとは別にデザインを作るためのPCと、刺繍データを作るためのソフトを用意する必要があります。まずオリジナルデザインをphotoshopやillustratorなどのソフトで作成。次に刺繍PROなどの刺繍データソフトを使って、どの糸をどの間隔で縫うかといった細かい設定を行います。最後にUSBでデータをミシンに取り込めば、オリジナルイラストを簡単に刺繍できますよ。